僕は発展途上技術者

MakerFaire Taipei で ML2Scratch を出展してきました

MakerFaire Taipei で ML2Scratch を出展してきました。今年の海外(アジア) MakerFaire めぐりはこれが最後です。

本エントリーを入れて、これで三部作となります。

» Maker Faire Singapore で ML2Scratch を出展してきました(Maker Faire編)

» Maker Faire Hong Kong に参加し、深センにも行ってきました - MakerFaire HongKong編

台北に到着した翌日が Media Day と School Day(メディア向けおよび学校の生徒向け)であると知らず、準備のための予備日だと思っていたので、一日中観光をしていました。

故宮博物院で、こちらお約束のお肉(肉形石)。iPhone のポートレートモードで撮ったらかなりお宝感がでています。白菜(翠玉白菜)の方はどこかに貸し出し中なのか、今回見ることはできませんでした。

MakerFaire Taipei の会場は「崋山1914 Creative Park」という倉庫だか工場の跡地を利用したお洒落な雰囲気の場所です。

国は違ってもブランドカラーの青が映えるゲートを見ると、また戻ってきた、という感じがします。

今回で3度目となるML2Scratchの展示です。ML2Scratch は、機械学習で画像を認識し、認識結果をScratch(厳密にはScratchX)に送ることで、簡単に機械学習をつかったアプリケーションをつくることができます。

デザインとUIが洗練されて説明しやすくなったML2Scratchに加えて、まだ未完成ながら Posenet + TensorFlow.js のサンプルと ScratchX をつなげたデモも用意しました。Posenet + TensorFlow.js は Javascript だけで目や鼻、耳の位置や腕や肩など体の各部の位置を認識できるので、Kinect などの特別なデバイスを使うことなく通常の Web カメラだけで体の動きを検出できます。

お隣のブースは今回一緒に参加することになった aida さんの機械学習を使って会話する unity-chan。aida さんは中国語が話せるので心強い限りです。今回の旅行で大変お世話になりました。

今回、中国語が少しでも話せたらいいなと思い、Hello Chineseというアプリを使ったりして、台湾に来る前の少しの期間、中国語を勉強してみたのですが、英語で言えば、This is a pen くらいしかわからないまだまだのレベルでまったく話すことも聞くこともできず惨敗でした。しかしながら、台湾の人はほとんどの人が英語を話せたので、デモの説明は全編英語でまったく問題ありませんでした。

香港、シンガポール、そして今回が三度目ということで、説明も慣れてきたこともあり、機械学習を手軽に使える面白さを多くの人にわかってもらえた感触がありました。

学校でプログラミングあるいは Scratch を教えている先生だという方が多く訪れてくださり、あくまで主観ではあるのですが、Scratch を拡張している ScratchX の説明や、機械学習に関する僕の説明に対する質問や反応を見る限り、日本の学校の先生よりもだいぶ理解が進んでいる印象を持ちました。

ML2Scratch に関する説明を印刷したチラシを50枚ほど用意していたのですが、1日目でなくなってしまい、現地のセブンイレブンで追加で50枚コピーしたのですが、それも2日目でほとんどなくなってしまって、これまでの3か国の中では一番反応が良かった気がします。

「こうすればよかったなあ」という反省点は、まあたくさんあるのですが、きりがないので挙げるとすると3つ。

1つは、いつも手抜きしがちなのですが、説明をちゃんと用意することでした。

これはとても良いお手本だなと思ったのが、日本から参加していた「VR どじょうすくい」。どじょうすくいをVRで体験できる、というアイデアは秀逸ですし、作品の完成度が高く、会場でも人気のブースとなっていましたが、掲げられている説明が適格でわかりやすく、次回のための見本にしたいと思いました。

2つ目は、MakerFaire に出るといつも思うことではあるのですが、もっと他の出展者の作品を見たかった。

ざっと見て回った感想ではあるのですが、香港とシンガポールよりもメカニカルな作品が多かった印象です。そういう点では MakerFaire Tokyo により近い感じです。

Scratch + Arduino という組み合わせをみかけることが多く、このテーマでの書籍が出版されているというのが印象的でした。

3つ目は、Twitter のハッシュタグを使い、もっとSNSを有効に使いたいな、ということでした。他の出展者とつながるきっかけになるし、ブログを書く準備にもなるしで一石二鳥となりそう。

次回出展するときには、この3つを改善したいと思いました。

プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

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