僕は発展途上技術者

insert.pl の日本語対応


久々に POPFile をいじってみた。insert.pl を日本語対応にした。パッチを


http://sourceforge.net/tracker/index.php?func=detail&aid=952353&group_id=63137&atid=502958


に投稿。


メールを1行ずつ読み取ってデコードおよび分かち書きをするという方針に変更したおかげで、insert.pl の変更は非常にすっきりしたものとなった。



録画.net


海外に住んでいると、日本のテレビ番組が恋しくなる。それほどテレビ好きではない僕でもそうなのだから、テレビっ子だった人ならなおさら。


http://www.6ga.net/


日本にホスティングしたテレビパソコンで録画したテレビ番組をインターネット経由で見られるというこの画期的なサービスはそんな人にとってはたまらないのでは。


http://www.faminet.co.jp/d_guide/d_tk/other/internet_jp_tv.html


を見ると、他にもいくつか同様のサービスがあるようだ。


すごく惹かれたんだけれど、月額 $49.95 分も録画した番組を見る時間がたぶんないだろうと思い断念。結構本気で加入しようと思い、http://www.6ga.net/ とその対抗である http://www.nihongo.tv のサービス比較をしたので、加入を検討しようという人のためにここに書いておこう。


僕が加入しようかなと思ったのは、http://www.6ga.net/ のほう。このサービスはまだ法律のグレーゾーンにあると思う。違法と認められたとき、サービスは止まってしまう。高くない初期費用がパアにならないよう、法律的にしっかりしているサービス、それと万一サービスが止まってしまったときにダメージが少ないサービスを選ぶのが賢いと思った。


1) http://www.faminet.co.jp/d_guide/d_tk/other/internet_jp_tv.html で述べられている、裁判所から呼び出しをくらった場合に対応が素早くできるのは日本法人、というのは一理ある。録画.net は日本法人、日本語.tv はアメリカ法人だ。


2) NHK の受信料は、NHK を見るのなら僕は払うべきだと思う。これには、コマーシャルで細切れ、録画ばかりのオリンピックをアメリカで見せられたとき、コマーシャリズムの影響を受けないNHKの偉大さを再確認した僕の個人的意見も入っている。録画.net には月額に受信料は含まれており、日本語.tv は払わなくてもいいという立場。


3) 万一違法と認められサービスが終了してしまったとき、録画.net の場合、初期設定費 $100 はパアだが、自分の購入したマシン($399 or $569)は返却される。日本語.tv はレンタルであるため、初期費用 $199 全てパア。


以上が大きな理由。


録画.net は、会社案内 http://www.6ga.net/company.php で弁護士の顧問の存在を強調していたり、FAQ で法律のことについて丁寧に答えていたりと、法律的にしっかりしていそうという印象を受けた。また、企業理念 http://www.6ga.net/mission.php を読んでちょっと感動したので、録画.net にどうしても肩入れしてしまう。


そうはいっても、日本語.tv の方は月額 $29.95 と圧倒的に安いのは無視できない。以上挙げた僕の立場で考えた 日本語.tv のリスクを低い、あるいはこれらをリスクと思わないなら、日本語.tv を選ぶところだろう。


僕はサービス加入を断念したけれど、いっそ自分でリモート録画サーバーを構築して実家に置いておき、自分でこのシステムを作って使えないだろうかと検討中である。



髭と日本人


若者に増える無精髭の是非


http://d.hatena.ne.jp/Tom/20040122#p1


Tom とは僕が以前勤めていた会社で同期だったので、ここに登場するN君の話は知っている。新入社員だった当時、この話を聞いて憤りを感じ、メモ(手帳版blogのようなもの)に残していたほど印象に残る出来事だった。


日本ではあまり良い印象を与えない髭もところかわれば、全く正反対の印象を与えるという話。


「口ひげ」に親近感?佐藤隊長、サマワ市民の話題に


http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040120i107.htm


僕も実は、アメリカに来たばかりの頃、髭をはやしていた。顔がツルッとしていて皺が少ない日本人は若く見られがちだ。今でも「結婚していて子供が一人いるとは思えない」と良く言われるし、お酒を買うときに未成年でないことを確認するために ID の提示を求められることがある。


「なめられないために髭でもはやしたら」と海外駐在の経験がある父親に言われ、髭をはやしてアメリカに渡ってきたはいいが、もともと髭がうすく、はやしてもまばらで格好がつかなかったので2ヶ月ほどで剃ってしまった。だから髭を生やした僕の姿は、日本の友人達は知らない。でもビザの写真や、来たばかりのときに撮った社員証の写真にはその姿が残っている。


「子供に見られないために髭をはやす」という話は少なからずあるみたいで、こちらで見かける日本人は心なしか髭を生やしている人が多い気がする。



日本の本が借りられる図書館


サンフランシスコベイエリアは日本人が生活するには大変便利。日本の食材は日系スーパーに行けばほとんどそろうし、KTSF という地上局(ケーブルなどの特別なサービスに申し込まなくても見られるのです)では週末のゴールデンタイムに日本のテレビ番組を見ることが出来る。そして、サンフランシスコ市立図書館 San Francisco Public Library の日本街支部と言えばいいのでしょうか、Western Addition Branch という所では、日本の本が借りられるのです。割と新しい本もあったりするので家族で愛用しています。


この支部は日本人コミュニティである Japan Center(日本街ともいいます)の近くにあるために日本語の本が置いてあるのだと思います。また、この支部はロシア人コミュニティの近くにもあるために、ロシア語の本も置いてあるのです。


サンフランシスコってやはり国際的な場所だなと感じるのです。


http://sfpl.lib.ca.us/



地域ITベンチャー


自治体サイト・ユーザビリティ調査2003で総合1位だった柏崎市のサイトを作ったヨーズマーという会社に注目している。


柏崎市のサイトもヨーズマーのサイトもすっきりしていてとてもセンスが良い。柏崎市のサイトで斬新なのは、市の職員全員が情報を簡単に更新できるようになっている所。Web サイトは何よりも新鮮なコンテンツが大切で、それにはシンプルに更新できる仕組みが欠かせないという点をよく心得ていると思う。


ヨーズマーの会社ポリシーの以下の言葉に僕はとても感動してしまった。



情報とは、情けに報いることを指す。我々は常にそう考えてきました。困っている人を助けることができる技術。情けの深い人に感謝ができる技術。そんなことを漠然と追いかけてきました。



自社プロダクツはとても魅力的、会社案内で紹介されている社長がなかなかユニーク。グレていたという学生時代の写真が強烈なインパクトだ。


地域ITベンチャーがこれから面白い気がする。SFベイエリアというのは鹿もアライグマも出る、実は田舎だ。田舎ゆえにゆとりのある生活が送れる。満員電車は皆無、アパートの部屋もゆったりしている。そういう生活に慣れてしまった身には、人口密度も忙しさも桁違いの都会の会社で働くよりも、こうした地域ベンチャーの方が肌に合うのではないかと思うのだ。


もし日本に帰らなければならない状況になったときのために、働きたい会社の候補としてこうした地域ITベンチャーにこれから注目してみようと思っている。



3mon の次のプロジェクト


休眠中の間、子供の写真を家族や親戚に公開している Web ページにどうやったら簡単にアップロードできるか、なんてことを考えていたりした。今は、自分で作った Flogman というツールを使ってメールからアップロードしているのだけれど、もっと簡単で手っ取り早い方法に変えようと思っている。完成したら、http://www.3mon.com/ の方に公開するつもり。



思いつきをビジネスに変える「ノート術」


amazon でこの本を購入


以前、友人の id:Tom に「父親だからできる!子育てマネジメント」という本を勧め、id:Tom がはてな上で感想を書いたところ、それを読んだ著者の樋口健夫氏自身が私にもお礼のコメントをはてな上に書いてくれたというすごいことが起こった。このことについては、


http://d.hatena.ne.jp/jishiha/20040219#p1


さて、この本はその樋口氏が考案したアイデアマラソンについての本。アイデアマラソンは、どんな些細な発想でも毎日毎日ノートに書きとめていくというシンプルな発想法。しかし驚愕するのは、樋口氏はこれをずっと続け、「現在57歳、18万個の発想記録数」とのこと。このすさまじさは、「はてなを毎日更新しよう」「毎日早起きしよう」という目標を掲げたにも関わらず、いつもいつも長続きしない僕には身に染みて感じられる。


現在僕は、wikiroom.com という wiki の無料レンタルサービスを自分向けのメモに使用している。それとこのはてなダイアリーとをあわせて、僕のアイデアマラソンと位置づけている。些細なアイデア、自分向けにちょっとメモしておこうというものは自分だけが閲覧できる wikiroom.com に記録し、少しでも他の人に役立つかもしれないというものは他人に公開しているこのはてなダイアリーに記録。


「思いつきをビジネスに変える「ノート術」」の読後、新たに獲得した知識を列挙しておく。


自分の得意分野から離れた発想をすることも大切


僕の発想はコンピューター・ソフトウェアに縛られすぎていたことに気づかされた。意識的に自分の得意分野から離れることによって今日ひとつ、良いアイデアがひらめいた。


アイデアが出ないうちは、1日が終わったと考えないこと


アイデアが出ないうちは寝ないと氏は言う。このくらいの覚悟がないと物事を毎日欠かさずに続けることはできないということだろう。僕は現在、これとは比べて自分に甘い方法を取っている。3日坊主になっても、しばらくしてまた続ければいいじゃないか、と。例えば3日続けて、2日休んでも、また気持ちを新たにして再開、それでまた3日坊主になったとしても、8日中6日は達成できたことになる。3日坊主で、「ああ、僕はだめだなあ」と思ってそこで辞めてしまったら8日中3日、それにその後は続かないのだから、それよりはこの「3日坊主の自分を許す」という方法の方がいくらかましだと思っている。もちろんパーフェクトに毎日欠かさず続けられたら言うことはないのだが。


使える発想は300個に1個


だからこそ毎日続けることが必要なのだろう。


ノートのかわりにパソコンなど電子的に記録することは良しとするが、見返すことができるように定期的に紙に印刷する


電子的に記録しておくことが検索がしやすい。しかし、一覧にしてざっと見返すというには不向きだ。うまくアナログとデジタルの利点を使い分けていきたい。



アカデミー賞


少なからず映画ファンの僕は、テレビのライブでアカデミー賞の表彰を見るのが好きだ。たぶんアメリカに来て、毎年欠かさず見ていると思う。去年は Michael Moor の大統領批判スピーチが強烈に印象に残った。


さて今年は日本人にとってはとても楽しみなアカデミー賞じゃないだろうか。



  • LOST IN TRANSLATION

  • THE LAST SAMURAI

  • THE TWILIGHT SAMURAI


http://www.oscar.com/nominees/index.html


と日本が関係する映画がなんと3つもノミネートされている。


THE TWILIGHT SAMURAI は「たそがれ清兵衛」だ。他の2つは以前から予想されていたので別に驚かなかったけれど、これにはちょっとびっくりした。


LOST IN TRANSLATION と THE LAST SAMURAI は見ている人が多いので、日本人としての感想を聞かれる。ちゃんと感想が言えるようアメリカ在住の日本人にとってこれらは必見ではないだろうか。



海外在住日本人は右翼?


「海外在住の日本人は少なからず右翼だ」という説がある。海外に住んでいると、何かと日本のことを聞かれる。文化・地理・言語・歴史のこと、いろいろだ。きちんと答えられるよう、こちらは日本のことを良く勉強するようになる。それと同時に、僕イコール日本代表という意識が強くなってくるのだ。ちょっとしたミニ外交官である。例えば、「第二次世界大戦では、日本は一方的に悪かった」などと言われたら、「そうですよねえ」などとは言えない。反論したり、あるいは反論するために調べて知識武装するうち、ちょっと右傾化している自分に気づくのだ。


国際派日本人要請講座


http://come.to/jog


知識武装のためにどうぞ。



10秒ルール vs 3秒ルール


動物園で昼食を食べているときのこと。アメリカ人の子供が食べ物を地面に落としたら、親が「10 seconds' rule。拾って食べても大丈夫」と言っているのを妻が聞いたそうだ。10 seconds' rule、つまり10秒ルール、10秒たつまでは大丈夫というわけだ。日本の「3秒ルール」と同じ。日米、同じような表現があるものだと二人で感心していた。


もっとも、日本は3秒、アメリカではその3倍以上の10秒。衛生に対する考え方の違いが現れているのだろうか。



プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

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