箱根の「ともぎく」に(自己)開発合宿に行ってきました
CT-Works代表青山さん、Smiley Inc. 代表スマイリー鈴木さんと合同で開発合宿に行ってきました。
今回お世話になったのは箱根の「ともぎく」さんです。
送信者 開発合宿 at ともぎく |
上はわかおかみ(?)さんがデザインしたという小粋なホームページ。
客室の少ない小さな旅館なので、非常に家庭的。とても良くしていただき、まさにホームページにもあるように「自宅のようにくつろげるお宿」でした。
それでいて、開発環境は申し分ありません。無線LAN完備、写真のように特別に机と椅子を用意してミニ会議室を作っていただき、非常に快適に作業することができました。もちろん温泉もあります。
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今回の合宿は今まで僕が参加したネットベンチャー系の開発合宿とはちょっと趣向が変わったものとなりました。
到着した当日は自己開発ということになるのでしょうか、スマイリーさんによる「己を知り相手を知る」ためのワークショップをおこないました。
その中で、スタンフォードのMBAにおいて授業にも採用されているという心理学の一つエニアグラムのさわりを学びました。すべての人の正確は9つのパターンに分類できるというこのエニアグラム、非常に興味深いです。自分の性格がどのパターンにあてはまるのかが簡単なテストでわかります。
入門書として以下の本を紹介してもらいました。アマゾンのレビューでも絶賛されているようなので、さっそく注文。届くのが楽しみです。
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夕食後には座禅を15分ほどおこないました。姿勢、呼吸、そして心を整えます。目は閉じません。閉じてしまうと眠ってしまうからだそうです。良くみかける、肩をパシッと叩くのは、あれは眠ってしまわないように叩いてもらうのだそうです。足と手を組みじっとしているといろいろな考えが頭をよぎってくるのですが、無心になろうとせず、これはこのままでよぎるにまかせるのだそうです。
こうして心と体の状態を整えてから、いざ開発。今回開発したのは、Web アプリケーションではなく、業務用の Windows アプリケーションのプロトタイプ。どんな内容か、残念ながら公表できませんが、短期間でプロトタイプとして見せられるレベルまで完成し、非常に効率よく開発できたと思います。
開発は Visual C# でおこないました。僕にとっては、C# での初めての本格的な開発だったのですが、IDE の Visual Studio 2005 の補完機能がパワフルなのと、常時ペアプロ状態、いや三人だからトリプロ状態かな、でつまずくたびに他のメンバーにサポートしていただき、また青山さんには様々な技を伝授していただき、2日間で随分とレベルアップできました。
連続した時間、集中して作業できる開発合宿は、新しいことを学ぶのにも非常に効果があることを実感しました。スキルを一気にひきあげるブースター効果があるとでも言えばいいのでしょうか。
さて、いくつかツールの話。
ペアプロならば液晶ディスプレイ一つを二人で見ながら作業できるのですが、三人だとそれはちときついです。そこで、今回使用したのは、Windows XP に標準についてくるリモートアシスタンス機能。自分の画面を相手に見せることができます。三人の目があるとつまずいても一瞬で問題解決、ということがほとんどで、開発効率はすばらしく良かったです。
また、合宿後の宿題の割り当てを管理するのに、プロジェクト管理ツールのASPとして定評のある Basecamp を利用しました。無料版を使って評価中ですが、さくさくした操作感は非常に快適。この Basecamp クローンの ActiveCollab に目下非常に魅かれています。
最後に写真を。
↓ 温泉だけの利用客もいました。
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↓ 二日目は残念ながら雨。でもこれであきらめがつくというものです。
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↓ せっかく箱根にまで来たんだし、晴れたので最終日は観光。芦ノ湖の湖畔から撮った富士山。少し見えにくいですが、白いのがそうです。
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↓ 箱根関所跡。復元作業中でした。関所破りは磔とのことです。厳しい。
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↓ 箱根駅伝缶。年始は駅伝を見に来るお客さんで旅館は一杯だそうです。
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2006/12/28 19:01:39