スターウォーズのライトセーバー動画を無料ソフトウェアだけで自作する方法
YouTube などで、アマチュアが自作したライトセーバーのバトル動画をたくさん見つけることができます。
やその続編
が秀逸です。
スターウォーズファンならこんな動画を撮ってみたいと一度は夢見たことがあるはず。
Adobe Photoshop などの有料ソフトウェアがないと作れないかと思っていたのですが、無料ソフトウェアだけで作れてしまうことがわかったので紹介します。
まずは元の動画をみてください。何のことはない自分の子供を撮った他人様にはまったく面白みのない動画ですね。
» Before LS(LightSaber)Maker used
これを加工すると以下のように。
» After LS(LightSaber)Maker used
どうでしょう?なんとなくそれっぽくないですか?
それでは作り方を説明します。
最初にライトセーバーの特殊効果の作り方、次に効果音の追加方法、という順番で説明します。
1. ライトセーバーの特殊効果を作る
その名もずばり、LSMaker(LS = LightSaber) という専用の無料ソフトウェアを使います。(LSmaker:おすすめフリーソフト[ライトセーバーを動画や画像に!]:DVD/CD関連フリーソフトのダウンロード集!ベクター&窓の杜厳選フリーソフトで紹介されていました。)
上記よりダウンロード & 解凍し、プログラムを起動したら、素材の動画を読み込みます。
avi 形式のファイルに対応しているので、mpeg 形式ならば、
» MPG2AVI
などの変換ソフトを使って変換してから読み込んでください。
方法は、メニューから Import、次に Add ボタンを押して、ファイルを選択します。
読み込んだ動画の一フレーム一フレームにライトセーバーの特殊効果を付けていきます。
最初に色の選択。
左上 Color の緑色の四角部分をクリックして、Color generator 画面を開き、好きな色を選択します。
下図では赤を選択しています。
次にライトセーバー本体、中心部分の色です。
Color の下にある Blade の横の白い四角部分をクリックして、色を選択します。中心部分は白がいいでしょう。
これで準備は終わり。あとは画像のどこを光らせたいかを選択します。
始点の部分で右クリック、終点部分で左クリックします。この2点を結んだ線上にライトセーバーが描かれます。
ためしに、Render Frame "J" をクリックしてみましょう。
どうでしょう。それっぽいライトセーバーが出現!!
基本は以上です。あとはこの作業を各フレームで繰り返していくだけです。
次のフレームに進んだり、前のフレームに戻るには、左下の O や P と書かれたボタンを押します。書かれているアルファベットはショートカットキーに対応しています。
Render Frame "J" は毎回押す必要はありません。始点と終点を次々プロットしていくだけでOKです。
すべてのフレームにライトセーバーを描き終わったら、Export > AVI で AVI 形式の動画ができあがりです。
2. ライトセーバーの効果音を追加する
TheForce.Net というファンサイトに50種類のライトセーバー特殊音を集めたファイルがあります。
ダウンロードして手に入れた音源を動画にあてはめるには、WindowsXP にもともと付属する Windows ムービーメーカーを使用します。
左メニューの「ビデオの読み込み」から動画ファイルを、「オーディオまたは音楽の読み込み」から音源ファイルをそれぞれ読み込みます。
画面下を「タイムラインの表示」に切り替えたら、あとはドラッグアンドドロップでコレクションより素材をタイムライン上に並べていくだけです。
直感的にわかりやすいインターフェースなので、少しいじってみれば操作方法はすぐにわかると思います。
満足いく編集ができたら、ファイル > ムービーファイルの保存 で wmv 形式の動画ファイルの出来上がり。
長い動画を作ろうとするとライトセーバーを描いていく作業が結構大変です。始めは短い動画で試してみるのがいいと思います。
これであなたも気分はジョージルーカス。オリジナルのスターウォーズを作ってしまいましょう。
[追記]
その後、作ったライトセーバー動画です。
「ダースベーダー vs ヨーダ」 本編では描かれなかった闘い (ホームビデオです。悪しからず)
そのNGシーン
スターウォーズのダースモールをもしZEDのバトンの人が演じたら...
2007/03/06 00:59:01