僕は発展途上技術者

Scratch 2.0 と Leap Motion をつなげてみました

追記


Experimental Extension の機能が使えなくなってしまったため、紹介している Scratch 2.0 plug-in for Leap Motion が動作しなくなってしまいました。

Scratch 2.0 に正式に外部機器拡張機能が追加されたら、また復活するかもしれません。

新たにまた何かわかったら、このブログに書こうと思います。

参考:
http://scratch.mit.edu/discuss/topic/17409/?page=1#post-155586

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Scratch Day のときに Scratch 1.4 と Leap Motion をつなげて LT をおこなったのですが、その後、Scratch 2.0 と Leap Motion をつなげることができる Scratch 2.0 plug-in for Leap Motion というプラグインを khanning さんという方が公開されていたので、実際に試してみました。

ちなみに、以下の動画は Scratch 1.4 と Leap Motion をつなげたときの動画。同じようなことが Scratch 2.0 でもできるようになります。



やりかたは拍子抜けするほど簡単。

1) まず、Scratch 2.0 plug-in for Leap Motion の Download からそれぞれの OS に対応した Scratch 2.0 plug-in for Leap Motion をダウンロードします。



上記の OS を示すアイコンをクリックしてダウンロード、インストールします。Java が必要と言われたら指示通りインストールします。

2) インストールした Scratch 2.0 plug-in for Leap Motion を起動します。



こんな感じのウィンドウが立ち上がります。

3) Leap Motion を PC につなげます。

4) khanning さんが用意したサンプルプロジェクトのうち、適当なものを起動します。

以上です。たぶんものの5分もかからないと思います。

Leap Motion に対応したプロジェクトを自分で作成するには、以下の通りです。

1) Scratch 2.0 plug-in for Leap Motion のページに用意されている LeapMotion.jsonをダウンロードします。

2) Scratch 2.0 でプロジェクトを作成します。

3) メニューの「ファイル」をシフトキーを押しながらクリックします。すると、「Import Experimental Extension」という隠しメニューが選べるようになるので、選択します。

さきほどダウンロードした LeapMotion.json を選びます。

すると、「その他」に Leap Motion 用のブロックが現れ、使えるようになります。



たとえば Hand-1 X のブロックで、ひとつめの手の x 座標が、Finger-1-Hand-1 Y のブロックで、ひとつめの手の一本目の指の y 座標が、それぞれ取得できるようになります。

試しに長男が作った弾よけゲームをリミックスして Leap Motion に対応させてみました。人差し指でメインキャラクターを動かせるようにしました。

» escapefromball with leapmotion

いやあ、これ、すごい楽しいです。Leap Motion を使ったプログラムがこれだけ手軽に作れるのは Scratch ならではです。

また Scratch 2.0 の Extension の機能はとてもスマート、いろいろと応用できそうです。

khanning さんに感謝。

Thank you very much for sharing this cool plugin.

プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

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