僕は発展途上技術者

MakerFaire Tokyo 2017 で出展した「子どもプログラミング喫茶」振り返り

子ども向けのプログラミング体験メニューを喫茶店のように注文してもらい、体験してもらう「子どもプログラミング喫茶」で OtOMO の一員として協力してきました。

子ども向けのプログラミング体験メニューを喫茶店のようにご注文いただきご体験いただけます。(各体験15-20分程度)Scratchを中心にフィジカルコンピューティングやロボットプログラミングにもチャレンジできます。協力:OtOMO、It is IT、東京都市大学 小池研究室、東京都市大学 等々力中学校・高等学校理科部

http://makezine.jp/event/makers2017/m0209/ より

全体的、運営的な振り返りはすでに中のひとたちに共有したので、個人的なもの多めで振り返ってみたいと思います。

Keep (今後も続けていきたいこと)

  • 体験メニューをいくつか用意しておいて(今回は7つ?)、その中から選んでもらうというコンテンツは非常に良い。自分でコントロールして動かす mbot、そしてマイクラと Scratch 連携は男の子に人気が高く、自由にしゃべらせることができる mugbot はわりと女の子に人気が高いというように、バラエティが多い分、幅広くプログラミングに興味を持ってもらえる機会になっていると思う。

  • 昨年の「子どもプログラミング・カフェ」に引き続き、Scratch2MCPIを使ってマイクラと Scratch をつなげてみよう、というメニューを用意した。昨年と同じで良いのか?何か新しい新鮮なネタを用意したほうがいいんじゃないかと思っていたのですが、結果的には、まだまだマイクラ人気は衰えていないようで人気メニューの一つのようでしたし、後述するように Scratch2MCPI のバグを発見する機会にも、改善する機会にもなって良かった。エンジニアというのはとかく新しもの好きで、何かつくってみては、次の面白そうなものに飛びついてしまって、作ったものをブラッシュアップせずに放置ということを繰り返しがちなのだけれど、立ち止まって石を積むことも大事だということも必要なんだと実感させられた。ちなみに立ち止まってうんぬんは、日本 Scratch 界の第一人者阿部先生が言っていたことの受け売りです。(ビスパ〜Viscuit Birthday Party 2016〜(7:保護者対談) 27:40 参照)

Problem(反省点)

  • いろいろと忙しくメニュー共有の場に参加できなかったり、体調が万全ではなく Maker Faire 一日目は半日しか参加できなかったりした。もうちょっと時間を割いて、運営側の皆さんと交流したかった。

  • 今回こどもたちからの「黒い羊毛だけしか積めないのは嫌だ、石のブロックを積みたい」という声から Scratch2MCPI の turtle モードで、実はブロックを変更できないというバグを発見した。また、「TNT を爆発させたい」という要望が多いのに、恥ずかしながら、その方法がわかっていなかった。作って完成と思ってしまっていて、あまり CoderDojo などでも Scratch2MCPI を使って実際に教える機会が少なかったのが、こうした要望をちゃんと汲み取れていなかった原因だと反省している。

Try (今後ためしてみたいこと)

  • Scratch2MCPI を使ってこどもに Scratch x マイクラ連携の方法を教える機会をもっと増やしていきたい。立ち止まることは大事。

  • Scratch2MCPI を間にはさんで Scratch1.4 とマイクラを連携させるのは、送るブロックのメッセージに日本語が使えないなどあって、UI 的にはいろいろつらい。Raspbian にオフライン版の Scratch2、でも中身は実は ScratchX、が始めから入るようになったので、日本語もつかえる独自ブロックが作れる ScratchX 対応版をつくる。

プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Raspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

Amazonから図書館検索 Libron、iPhoneアプリ ひらがなゲーム かなぶん を作っています。

Twitter @jishiha

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