僕は発展途上技術者

POPFile の推薦文


okdt さんが POPFileインストール記録を書いてくれている。「まるで浄水器をとりつけたような快適ぶり」という表現がうまい。まさにその通り。



The Lord of the Rings - The Two Towers (Widescreen Edition)


評価:7/10


Lord of the Rings は1作目からDVDを買うことにしている。何度も見る価値があると思うし、台詞が綺麗な英語なので、英語の勉強になると思うから。


DVD を手にレジで並んでいたら、後ろに並んでいる人が、「それは Good Choice だね」と言って自分が買おうとしている同じ The Two Towers の DVD を指差している。このようにアメリカでは同じものをたまたま買おうとしていると、「君も買うんだ。俺も買うんだ。これいいよね」と言って気軽に話しかけてくる。


内容は申し分ない。3時間近くの長さを感じさせない。風景の綺麗なシーンの連続で見入ってしまう。そこにファンタジーの世界の建物が映し出され、どうやって撮っているんだろう、と感心し通し。話の展開は第一作の方が良いかな、とは思ったが、そこは第三作目への繋ぎであるからしょうがないという気がする。映画だけではきっとカバーできない内容の濃さ。いつかは原作を読んでみたい。


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リターナー


評価:7/10


意外や意外。面白い。ハリウッド映画のパクリの連続、とりわけマトリックスからのパクリだらけだが、仮想世界だから簡単に弾丸をよけられる、という説明よりもこちらの映画の説明の方が納得がいく。


×なのは、悪役の台詞が漫画チックで幼稚(「これがパワーだよ」とか)なのと、ラストのシーンのための伏線が伏線とは言えないほどの説明のし過ぎで結果が読めてしまい感動が半減してしまったこと。


でも、繰り返すようだが、意外と楽しめる作品である。


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POPFile 日本語マニュアル


以前から紹介しているスパム(ごみメール)を自動的によりわけてくれるフリーソフト POPFile の日本語マニュアルが公開された。「訳者注」なんて書いているその訳者は私。翻訳家になった気分だ。こうして公開されると、なんだか翻訳された本が出版されたようでうれしい。


http://popfile.sourceforge.jp ではインストーラーも公開したので、かなり楽にインストールできるはず。今まで POPFile で日本語のメールを扱うには、英語のマニュアルを読んだり、ファイルをコピーしたり、設定が面倒だったりとパソコンに詳しい人向けだったが、マニュアルとインストーラーがそろったことで、自信を持って広く一般にお勧めできるようになった。



Catch Me If You Can


点数:8/10


最近外ればかりだったのでなおさら面白く感じた。スピルバーグ監督による、実話に基づいた史上最年少の小切手詐欺者の物語。これが実話というから、すごい。こんな人物が生まれるアメリカってのもすごい国だとも思う。実話に基づいた物語は、映画にするのに無理があるのか、たいていはつまらなくなりがちだが、この映画は違う。実話自体が面白いというのもあるし、テンポが良くて楽しめた。


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ところで日本向けの「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」って題名どうなんでしょう?カタカナ英語並べて間抜けに見える。だったら、英語のままにすればいいのに。



IEの小技


知らなかったので、忘れないうちにメモしておく。Internet Explorer のアドレス欄にURLを入力するとき、例えば www.asahi.com と入力するところを、ただ asahi と入力し、Ctrl + Enter を押すと、www と com を自動的に補完してくれる。これは便利。



Linux World Expo


Linux World Expo に行って来た。Linux とビジネスってやはりまだ相性が悪いのか、いまいち活気がないという印象を受けた。出展スペースの一角は .org スペースになっていて、Linux らしく非営利団体が出展している。非営利団体だから豪華なブースとはいかず、机一つに椅子一つなんて調子で、寄付を募っているところが多い。そこら辺うろうろしている人も、まさに Nerd、Geek(英語でおたくという意味)といった風貌の人が多いのが Linux ならではで面白い。ちょうど映画 インデペンデンス・デイ に出てくる科学者みたい。



.gov でも精神は .com


国債を買ってみた。といってもアメリカ国債の話だ。年利2.66%で、たいがいのCD(アメリカの銀行の定期預金のようなもの)よりも利率が良いので、定期預金代わりだ。0.0266% とか 0.266% じゃない。2.66% だ。


アメリカ国債は http://www.treasurydirect.gov で口座の開設から購入まですべてオンラインでできる。いろいろサイトの説明とか読んでいたから私の場合は1時間ほどかかったが、やろうと思えば10分くらいで全部できてしまうんじゃないだろうか。(Saving Bonds と呼ばれる記名式のアメリカ国債に限る話です。無記名式で流通市場で売買できるT-Bill/Note/Bondに関しては、口座の開設にサインがいるのでオンラインではできません。情報元の目指せFIというサイトのフォーラムで指摘されました。)同じ国債が Savings Bonds DIRECTではクレジットカードで買える。こっちは1週間前に小額の国債を試しに買ってみた。こちらは口座を開くことなく、購入した国債は印刷され郵送されてくる。これぞ本物の国債券だ。


Savings Bonds DIRECTで購入したときは驚きの連続だ。「国債を購入する」のボタンは「Go Shopping」だ。いくら買いたかの情報を入力したら、「Add to Shopping Cart(ショッピングカートに入れる)」ボタンを押す。購入が完了して数秒後、自分のメールアドレスあてに「ご購入ありがとうございました」メールが到着する。2、3日後には「国債の印刷が完了しましたので、いますぐあなたのお手元に送付いたします」といった旨のメールが届く。まるで www.amazon.com で買い物をしているようだ。


アメリカの役所、少なくとも Web サイト(.gov で終わるサイト)はまるで普通の企業のサイト(.com で終わるサイト)と変わらない。顧客第一主義、つまり役所だから生活者第一主義だ。試みにいくつか日本のお役所系サイトとそれに対応するアメリカの .gov サイトを並べてみた。どっちが見やすい、使いやすい?



  • このお金をお国のために役立ててください


日本 | アメリカ



  • 自動車免許の更新について知りたいな


日本 | アメリカ



  • ボスのお家


日本 | アメリカ



  • 「教育は国家百年の計」と言われますが


日本 | アメリカ


http://www.mezasefi.com/investment/invest6.html にアメリカ国債購入に関する詳細な情報が載っています。)



セミナー


http://www.jtpa.org が主催する「今企業が欲しがる人材」というセミナーに参加してきた。


http://www.jtpa.org/event_in_silicon_valley/000110.html


転職活動・キャリアプランについてのお話。ためになった。


「キャリアプランとライフデザインは違う」という言葉が印象的。自分・家族が日本に帰りたいから日本に転職する、あるいはアメリカに残りたいからアメリカで次の会社を探す、をやっちゃいけないということ。キャリアプランとライフデザインを切り離して考えるべし、ということなのだが、なかなかそう割り切れない問題ではある。


セミナーには色んな人が参加していて、何人かの方と話して刺激になった。こうした機会がアメリカに来てこれまで三年間あまりなかったので、もっと会社の外に目をむけるべき、人と交流するべきだなと痛感した。これからちょくちょくこういったセミナーなどに参加していきたい。


セミナーの講師の方は、私がアメリカで会った日本人・日系人の中でもおそらく一番日焼けしていて黒く、とてもヘッドハンターをやっている方には見えない怪しげな方。しかし、お話はとてもユーモアがあって面白く、簡潔でわかりやすくとても役立つ。見た目とのギャップ(失礼)がかえって、好印象を際立たせる。元リクルートの藤原和博さんが著した「自分「プレゼン」術」という本に、「自分を印象付けるのは初対面のときが一番大事。そこで失敗すれば2回目3回目はないかもしれないし、あったとしても1回目の印象を変えるのは1回目のときよりも100倍難しい」なんて話があったのを思い出す。風貌が怪しい、というのもうまく使えば印象を与える大きな武器になる。私は自分で思うにすごく普通なので、もっと怪しくなった方が良いのかもしれない。



MoPixシステム


ページの左の Junya's Antenna にも登録している、梅田望夫さんのBLOGはほぼ毎日目を通す。昨日の記事に紹介されていた JTPA(技術を志向する日本人プロフェッショナルがシリコンバレーで働くのを支援するためのNPO)代表の渡辺千賀さんのBLOGが面白い。中でもMultimedia- symphony & Sony Clieというclassicのコンサートで解説を聴衆に配信するシステムの話が目を引いた。これを読んで、「コンサートだけじゃなく映画でもこんなシステムがあればいいのになあ」と思った。


Matrix Reloaded を見たときの日記でも書いたけれど、字幕なしの映画はネイティブでない者にはやはりつらい。DVD になれば英語字幕が出るし、ビデオでもクローズドキャプションが付いているのでそれまで待てばいいのだが、やはり公開直後に映画館で見たい。その映画館で、私のようにネイティブでない者の理解の助けに英語字幕で良いから表示できるようなシステムがあれば素敵だ。


いや待てよ。目の不自由な人のために、ほぼどのテレビ番組もクローズドキャプション対応であるように、アメリカは障害者にやさしい国。映画館で字幕が表示されるシステムなんて、すでにあっても良さそうだ。「映画 キャプション」で検索してみると、欧米のバリアフリー映画事情というページを見つける。劇場映画のクローズドキャプションを観客の椅子に取付けたスクリーンに表示する MoPixシステムというのがあるそうだ。これは素晴らしい。このシステムを作ったNCAMという団体のページでMoPix システムが設置された映画館を確認。さっそくこの週末にでも観に行ってくる。



プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Raspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

Amazonから図書館検索 Libron、iPhoneアプリ ひらがなゲーム かなぶん を作っています。

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