僕は発展途上技術者

POPFile が Yahoo Japan News で紹介されています


スパムに汚染されたメールアドレスを生き返らせる方法?


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031003-00000004-inet-sci



タダより高いものはない?オープンソースソフトウェアの話


この日記を良く読んでくれている人たちからは、「またかよ」という声が聞こえてきそうだが、梅田望夫氏のコラムの引用。


「オープンソース現象の新たな可能性」


http://www.mochioumeda.com/archive/sankei/030919.html


厳密には オープンソースソフトウェア=無料 というわけではなかったとは思うが、ほぼ全てのオープンソースソフトウェアは無料で使うことができる。そして驚きなのが、同じ機能を持つ有料のソフトウェアとほとんど変わりない、あるいはたいていはそれを超える性能を持っている、ということだ。


タダより高いものはない、なんて言葉があるが、ソフトウェアに関してはどうやらこの言葉はあてはまらない。私は、子供の頃から本が好きだったので、図書館で本がタダで借りられるということを初めて知ったときにはものすごく感激した。そしてオープンソースソフトウェアを初めて知ったときにも同じような感激を覚えた記憶がある。


私も今、POPFile というオープンソースソフトウェアの日本語化という、些細な貢献をしているが、この開発に関わっているのがすごく楽しい。世界中からこのソフトの開発に協力したいという人たちがフォーラム上に集まってきて、皆が少しずつ自分の得意分野での協力を無償で提供する。プログラムができる人は機能改善やバグの修正案を提案したり、プログラムができない人はじゃあドキュメントを作る手伝いをしたり、ドイツ人はマニュアルやソフトウェアのユーザーインターフェースをドイツ語に翻訳したりというように。こうした活動が、ソフトウェアの作者であるリーダーの緩やかなガイドだけによって、不思議と形を成し、しかもそれがパッパッと迅速に進むのが驚きである。


例えば、私が関わっている日本語化は今年始めに提案したのが受け入れられて、近々登場する次のバージョンではいよいよ取り込まれる予定なのだ。私が昼間勤めているソフトウェア会社は元はベンチャーだから大企業よりは迅速に物事が進むとはいえ、こうまで素早くソフトウェアの日本語化が進むことはない。


オープンソースソフトウェアへの関わりについては、まだまだ書きたいことがあるので、また別の機会にでも。メールマガジンにでもしてみようかなとも思っていたりする。



マトリックスレボリューションズ


点数: 6/10


妻と子供が日本に遊びに帰っている。アパートの管理人に「あなた、Bachelorだね」なんてニヤニヤされて言われた。Bachelor=独身あるいは学士だ。学士と一緒の綴りとは知らなかった。アメリカで生活して3年経ったけれども、まだまだ知らないことはたくさんある。


というわけで、今週は映画をすでに2本も見てしまった。昨日観に行ったのがこれ。つまらない、つまらない、という前評判をたくさん聞かされていたけれど、実際観たら、まあそれほどつまらないわけではなかった。つまらないと聞かされていると「それほどでもないじゃない」、反対にすごく面白いと聞かされていると「評判に反してつまらなかった」、と自分は思うみたいだ。


人類最後の砦、ザイオンでの戦いは映像的にただただ圧巻。あの映像を作りだすための膨大な人手と時間を考えたら、映画を違法コピーしちゃあいけないなあ、と感じました。あと、僕は映画前半のフランス人の部下達との銃撃戦が結構気に入りました。なんだかあのシーンが、ただただかっこいいアクションシーンを撮ろうという、マトリックスの原点だったような。そしてそれに続くフランス人との交渉決裂、銃を皆がお互いに向け合って双方とも動けず、という場面は「男達の挽歌」などの香港映画そのまま。かっこいいのだ。


小難しいことが色々と挿入されて、それで賛否両論だが、結局マトリックスはアクションエンターテイメント。1作目は、銃弾をスローモーションでよけるなどの斬新な映像、2作目は、カーチェイス、そして3作目は人類が操るロボットとわさわさと大量に現れる蟲みたいな機械との闘い、これらを監督は撮りたかったんだと思う。であれば、充分成功しているのではないだろうか。


帰りのフリーウェイで、車を運転しながら、「この車は自律的に人を殺したりはしない。人を殺してしまうのは僕が運転をミスしたときだけだ。今は人間と機械が平和な関係を保っている時代なんだなあ」などととりとめもない考えが頭に浮かんでいた。



シリコンバレーの会社で働くには?


シリコンの谷は、いま。


http://www.1101.com/siliconvalley/index.html


この連載、私にとって非常に面白い。共感できるところがたくさん、というか境遇があまりに一緒。


僕はサンフランシスコベイエリアにあるソフトウェア会社で働く国際化QA(Quality Assurance)エンジニアだ。今までは、自分がアメリカでどんな仕事をしているのか、どんな会社にいるのかということを、例えば親や親戚に説明するのが難しかった。ソフトウェアの話から始まって、ソフトウェアの国際化・多言語化の話、なんてしだしたらもうわけがわからなくなってしまう。易しく説明するのが難しいのだ。


この連載は上田ガクさんというシリコンバレーで働くソフトウェアエンジニアの方が、シリコンバレーの状況、そしてどんな仕事をしているのかといったことを非常にやさしく、わかりやすく説明してくれている。第4回の「シリコンバレーの会社で働くには?」などは、まさに私がこちらに来れたパターンそのものを説明してくれている。これは良い。今度から、「どんな仕事をしているの?」と素人に聞かれたら、この記事通りに説明するか、「この記事を見てください。だいたい同じようなことをしています」と言えるようになった。



POBox


入力を予測して漢字変換する POBox というソフトが POPFile と並んで紹介されていた。


http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/5165/200308.html


POBox を使って例えば、「ありがとう」というフレーズを入力したとする。その後、再び「ありがとう」と入力する際には、ローマ字入力で a と入力しただけで「ありがとう」を候補に表示してくれるのだ。ソフトに「皆まで言うな」と言われているみたいだ。「一を聞いて十を知る」勘の良い、日本的なソフトだ。残念ながら、Windows 上で使える POBox for Windows の使い勝手はいまいちで、確定してリターン、候補を実際に画面に送るのに再度リターン、とリターンを2回タイプするのが面倒。このあたりが改良されれば、非常に便利なソフトだと思う。


コンピューターは専ら、同じ作業を高速に何度でも繰り返すことに使われている。反面、融通が利かないのが欠点だ。POBox や POPFile は学習し考えるソフトウェアであるところが、新鮮。でもこれこそ実は、コンピューターが現れた頃に、皆が持っていた「しゃべるコンピューター」「考えるコンピューター」のイメージに近いのではないだろうか。



目標達成状況


今年の抱負に挙げているはてな毎日更新だが、何度も3日坊主が続いてしまっている。書くネタを探すのがつらい。


早起きの方だが、先々週が5時起床、先週が6時起床となり、今週は7時起床になってしまうのではないかと目標達成が危ぶまれたが、今日は5時半起床で挽回した。


週末は2日間ともゴルフだったのだが、スコアはいまいち。抱負に新たに付け加えた80台への道は遠い。現状、90台もままならないありさまだ。



popfile.sourceforge.jp


「POPFile の日本語化」ページを http://popfile.sourceforge.jp に移しました。Sourceforge.jp のプロジェクトに承認されたのです。フォーラム(http://sourceforge.jp/projects/popfile/forums/)では、日本語での投稿が可能なので気軽に利用していただきたい。



ボーリング


アメリカに来て初めてボーリング場に足を運んだ。ボーリング場なんて日本もアメリカもほとんど同じだろうと思っていたけど、やはり違う点がいくつか見つかって面白い。



  • 最大の違い。妻が投げられる軽いボールがない。日本では 8 とか 9 を投げていた妻がやっと見つけた一番軽いボールが 11。係の人に聞いたら、それ以上軽いボールは子供用で指が大人には合わないだろう、とのこと。非力な平均的日本人女性に投げられるボールはないのだ。おかげで、100は切ることがないという女性では平均以上と思われる妻でも、そのスコアは散々。となりのレーンに目を向ければ、平均的と思われるアメリカ人女性がそれはそれは豪快に投げていた。

  • 見かねたその女性が妻に指導を始める。ストライクやスペアを取れば、一緒に喜んでくれる。こういう風景もオープンなアメリカならでは。日本(東京?)でボーリングをしていて、見知らぬ他人が話かけてくるなんてまずない。

  • 終わったあとにスコアを印刷してくれない。日本だとまずどこのボーリング場でも終わったあとにスコアを渡してくれる。それがない。あっさりしたものだ。スコアの印刷はアメリカじゃあ過剰サービス?


Text-Image


すごいです。これ。


http://www.text-image.com


イメージファイルが簡単に色分けされた 010101 に変換できてしまう。


うーん、うまく説明できないので、サイトに飛んで見てください。



飲茶


9/1 は Labor Day でアメリカでは祝日だ。


Hong Kong East Ocean という飲茶のレストランに行った。おそらく祝日で従業員が少ないのか、あるいはこのレストランのスタイルなのか、飲茶特有のワゴンががらがら運ばれてきて、並んでいる食べ物の中から好きなのを選ぶ、というのではなく、メニューにある食べ物の中から欲しいものを鉛筆でチェックして運んできてもらうというスタイルだった。味はなかなか。レストランのほとんどがはずれであるアメリカの中で、おいしいものが食べられる所は貴重である。


そのレストランがおいしいかまずいかをあらかじめ見分けることができる最も有効な見分け方、それは、まあ良く言われることだが、来ているお客さんを見ることである。中華レストランなら、中国系の人がたくさん来ているかを見る。Japanese Restaurant なら日本人、Indian Restaurant ならインド人、Korean Restaurant なら韓国人がたくさん来ていれば大丈夫だ。こういったレストランのお客さんが例えば白人だけという場合には、間違いなく「はずれ」である。Hong Kong East Ocean は、待っているお客さんの9割以上が中国系だったので、食べる前から「ここは大丈夫だろう」と分かっていたようなものだ。


そしてもう一つ。受付やウェイトレスが美人であれば、そのレストランの出す料理はおいしい、という法則がある。これはほぼ間違いない経験則だ。味が良くて評判が良いレストランは、そこで働きたいという人がたくさんいるから、容姿までを採用基準に入れる余裕があるということだろうか。



プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Raspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

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