僕は発展途上技術者

思いつきをビジネスに変える「ノート術」


amazon でこの本を購入


以前、友人の id:Tom に「父親だからできる!子育てマネジメント」という本を勧め、id:Tom がはてな上で感想を書いたところ、それを読んだ著者の樋口健夫氏自身が私にもお礼のコメントをはてな上に書いてくれたというすごいことが起こった。このことについては、


http://d.hatena.ne.jp/jishiha/20040219#p1


さて、この本はその樋口氏が考案したアイデアマラソンについての本。アイデアマラソンは、どんな些細な発想でも毎日毎日ノートに書きとめていくというシンプルな発想法。しかし驚愕するのは、樋口氏はこれをずっと続け、「現在57歳、18万個の発想記録数」とのこと。このすさまじさは、「はてなを毎日更新しよう」「毎日早起きしよう」という目標を掲げたにも関わらず、いつもいつも長続きしない僕には身に染みて感じられる。


現在僕は、wikiroom.com という wiki の無料レンタルサービスを自分向けのメモに使用している。それとこのはてなダイアリーとをあわせて、僕のアイデアマラソンと位置づけている。些細なアイデア、自分向けにちょっとメモしておこうというものは自分だけが閲覧できる wikiroom.com に記録し、少しでも他の人に役立つかもしれないというものは他人に公開しているこのはてなダイアリーに記録。


「思いつきをビジネスに変える「ノート術」」の読後、新たに獲得した知識を列挙しておく。


自分の得意分野から離れた発想をすることも大切


僕の発想はコンピューター・ソフトウェアに縛られすぎていたことに気づかされた。意識的に自分の得意分野から離れることによって今日ひとつ、良いアイデアがひらめいた。


アイデアが出ないうちは、1日が終わったと考えないこと


アイデアが出ないうちは寝ないと氏は言う。このくらいの覚悟がないと物事を毎日欠かさずに続けることはできないということだろう。僕は現在、これとは比べて自分に甘い方法を取っている。3日坊主になっても、しばらくしてまた続ければいいじゃないか、と。例えば3日続けて、2日休んでも、また気持ちを新たにして再開、それでまた3日坊主になったとしても、8日中6日は達成できたことになる。3日坊主で、「ああ、僕はだめだなあ」と思ってそこで辞めてしまったら8日中3日、それにその後は続かないのだから、それよりはこの「3日坊主の自分を許す」という方法の方がいくらかましだと思っている。もちろんパーフェクトに毎日欠かさず続けられたら言うことはないのだが。


使える発想は300個に1個


だからこそ毎日続けることが必要なのだろう。


ノートのかわりにパソコンなど電子的に記録することは良しとするが、見返すことができるように定期的に紙に印刷する


電子的に記録しておくことが検索がしやすい。しかし、一覧にしてざっと見返すというには不向きだ。うまくアナログとデジタルの利点を使い分けていきたい。



プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

オンラインコンテンツ: 大人のためのScratch

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Twitter @jishiha

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