IPv6 パススルー有効かどうかの見分け方
自宅は集合住宅で、はじめから各部屋にLANポートが付いていて、契約すればNTT-MEが提供しているインターネットサービスを利用できるようになっている。
このほど、IPv6接続サービスを提供開始しました、というお知らせが来た。動画や大容量のデータでも快適に利用できると謳っているので、申し込もうと思いホームページを確認してみたのだが良くわからない。そこでカスタマーサポートに確認したら、別に申し込みは不要で、IPv6で接続するにはルーターの設定を IPv6 > パススルー有効 にすればいいだけですよ、と教えてもらったのでさっそく設定してみた。
ちょうどつい昨日、無線ルーターを TP-Link Archer AX73/A に変えたばかり。管理画面から IPv6 のメニューを探しだし、パススルー(ブリッジ)を有効にした。
設定を変更する前と後で特段速度は変わらないし、ちゃんと設定が有効になっているのか不安だったのでちょっと調べてみたところ、「あなたの IPv6 をテストしましょう。」というサイトで確認できるとのこと。
ちゃんと有効後は IPv6 で接続できていることが確認できました。
速度を計測するときよく使う https://fast.com にアクセスして詳細情報をみると、パススルー有効後は IPv6 のアドレスが表示されるようになるのでここでも確認できます。
IPv6 パススルーを有効にすると、v6 とはいえ生のIPアドレスが外にみえてしまう(IPv4 の場合は通常は NAT 越しになるためプライベートアドレスは外には見えない)ので、セキュリティ的に大丈夫かよ?と思ったのだが、SPIファイアウォールとともに使えばまあ大丈夫、とのことらしい。
さて、IPv6 パススルーを有効にすると動画などが快適に見られるようだが、果たしてその効果はどうなんだろう? Netflix や Amazon Prime などストリーミングサービスを観ているとき、たまに切れることがこれまではあったので、それが少なくなることに期待したい。
2022/11/04 16:31:00