ちょっと釣り気味なタイトルではありますが、少なくとも僕の場合には実際これでだいぶ節約できています。
紹介するのは、Libron という greasemonkey/greasekit スクリプト。(Firefox か Safari でないと使えません。IE や他のブラウザのユーザーの方、ごめんなさい)
Amazon のページから最寄りの図書館(*1)の蔵書を検索できる便利なツールです。
*1 現在対応している図書館は東京都内の図書館に限ります。
以前、Amazonに調布市立図書館の蔵書検索リンクを追加するGreasemonkeyスクリプト : 僕は発展途上技術者というのを作り、ずっと愛用していました。おかげでこの2年間、
Amazon で本を探す -> 図書館で蔵書検索 -> あれば即予約して借りる -> ないか、あっても数人から数十人待ちなら Amazon でお買い上げ
という流れができあがって、本代をだいぶ浮かすことができています。
Amazon に怒られそうな話ではありますが、実は Amazon で本を買う機会は増えています。さすがにでたばかりの新刊は図書館には置いていないことが多く、あっても予約が殺到していてすぐに借りられないので、そういう本はポチッと購入ボタンを押してしまいます。このツールのおかげで本を読む機会、絶対量が増えたのです。僕は読書量が増え、図書館は使ってもらう機会が増え、Amazon は売り上げ増、というみんながハッピーになるツール!!
このところ毎週木曜日に参加している三鷹プログラマーズカフェで元になった調布市限定版を紹介したところ、何人か他の参加者に興味を持ってもらい、三鷹市立や世田谷区立など他の図書館にも対応してくれ、という要望をいただいたので、調布市民限定を東京都民限定にまで拡げてみました。
Libron という名前(Library + Amazonですね)もつけ、ドメインも取得して、簡単なサイトも立ち上げましたので、詳しい説明やインストール方法などは以下からどうぞ。
» Libron
デモ用のスクリーンキャストも作ってみました。
三鷹プログラマーズカフェがなければ、調布市限定のツールのままでした。興味をもっていただき、色々とアドバイスをしてくださった参加者の皆さんに感謝!!
greasemonkey/greasekit スクリプト自体は GitHub で公開しています。
» champierre's libron at master - GitHub
ちょっと手を加えれば、東京都以外の図書館でも使えるはず。まずは神奈川県や大阪府の図書館から攻めて、人口比で大きくカバーしていきたいと思っているのですが、それ以外でもソースを fork し、最寄りの図書館に対応させて協力(pull request)していただける方がいれば大歓迎です。