引き続き、一部で盛り上がっている Mastodon ネタを。
調布市民のためのMastodon「チョウフドン」で位置情報付きの発言(トゥート)をできるようにしました。
「チョウフドン」で発言するときに、公開範囲(地球のアイコン)をクリックして、「公開(位置情報付き)」を選ぶと発言に位置情報が付きます。
公開(位置情報付き)を選んで、トゥートすると。。。
自分の発言に地図が付きます。
通常の発言には位置情報は付きません。自宅から発言すると、家がバレてしまうので、気をつけて使ってください。
さて、Mastodonはこのように、改変すれば様々な独自機能を追加できるのが魅力なのですが、悪用することもできてしまいます。
しかし、Mastodonのソースのライセンスは、AGPLというライセンスです。昨日参加した「マストドン会議」で登壇した江添氏のお話で知ったのですが、以下にあるとおりマストドンを変更したソフトウェアのソースコードをサーバーで動かしている場合でもユーザーに公開しなければならないのです。これにより、いくらかはこの悪用を防ぐことができるのかもしれません。
「AGPLはGPLと非互換なライセンスで、サーバーに対しても適用される。AGPLなソフトウェアをサーバー上で動かして、それによってサーバーが提供するサービスの利用者には、AGPLに従ってサーバーで動くソフトウェアを自由にしなければならない。つまりユーザーに対してソースコードを公開しなければならないし、その気になればユーザーが全く同じ互換サーバーを立ち上げることも可能になる。
マストドンのライセンスはAGPLである。
[本の虫: マストドン会議で技術と自由を語る](https://cpplover.blogspot.jp/2017/04/blog-post_29.html)
まだReactがよくわかっていないでスピード重視で実装したので、見苦しいコードではあるのですが、AGPLが定める通り、「チョウフドン」のソースコードを以下に公開します。
» 位置情報付きToot by champierre · Pull Request #1 · champierre/mastodon
位置情報付きトゥートを試してみたい方は、調布市民以外にも門戸は開いていますので、「チョウフドン」を使ってみてください。
2017/04/30 00:22:17