僕は発展途上技術者

CODE マイクロソフト公式解説書 読了

Amazon の購入履歴を見たら、2014年3月となっていて、購入直後から少しずつ読んでいた記憶があるから、かれこれ5年近く経ってようやく読了したことになる。僕の今年の一大ニュースだ。

CODE マイクロソフト公式解説書
日経BP社 (2018-02-13)
売り上げランキング: 5,553

最初と最後の方は一気に読み進めることができたのだが、読むのに時間がかかったのは中盤、チップの話あたりだろうか。

コンピューターの仕組みの概要を知るには良書だと思う。自分で設計したプログラミング言語を作ってみようかな、と少し思わせてくれたり、コンピューター周りの仕組みを少し気にするようになるかもしれない。読む前と後では、コンピューターやソフトウェアを見る目が少しだけ変化したと思う。

オープンソースプロジェクトに貢献すれば人生が変わるかもよという話

ml5.js という機械学習のJSライブラリのことを調べていて、機能が足りないと思ったので Pull Request を送っていたところ、先ほどマージされた。

» Show the version number of the library. by champierre · Pull Request #283 · ml5js/ml5-library

ml5.return とWebコンソール画面に入力すれば、今現在使っているml5.jsのバージョンを返してくれるというごく簡単なものなんだが、シンプルな実装方法で提案できたので、なんだか褒められていてうれしい。

1つ目のコメントをくれている Daniell Shiffman 先生はThe Nature of CodeというProcessingの本を書かれていたり、The Coding Trainという人気のプログラミング学習動画シリーズを続けられていて、僕はちょっとしたファンだったので、有名人に会えたみたいなうれしさだ。

僕のオープンソースプロジェクトに対する貢献はそれほど多くはない。

今では、たいていの種類のソフトウェアはオープンソースになっていて、ソースコードが手に入ります。ソースコードを見て、ある機能に興味があったとき、自分が実現するとしたらどう実現するかを知る。そうした「知る」ための能力は、エンジニアの武器になります。優秀なソフトウェア開発者は、だいたいソースを読むことが好きだったり得意だったりします。

» 「オープンソースへの取り組みはエンジニアにとって強力な「武器」になる」(後編)Ruby言語開発者 まつもとゆきひろ 氏 |ギークアカデミー より

とあり、僕はWebサービスやプロダクトを作ることは好きなのだが、ソースを読む方はあまり得意ではないので、優秀なソフトウエア開発者でないことは自覚している。

でも、サラリーマンからプログラマーそしてフリーランスのエンジニアに転身していくきっかけを与えてくれたのはオープンソースプロジェクトへの貢献だった。

2003年にPOPFileというオープンソースの迷惑メールフィルターの日本語化に貢献し、プログラマーになりたいと強く思うようになった。

» POPFile 関連のエントリー

その後、スタートアップのウノウに転職し、そのウノウからPOPFileの製品版であるクイックPOPFileを出すことにもなった。

先に紹介した 「オープンソースへの取り組みはエンジニアにとって強力な「武器」になる」(後編)Ruby言語開発者 まつもとゆきひろ 氏 |ギークアカデミー にはこう書かれている。

例えばですが、Rubyのプロジェクトに参加してメジャーコントリビュータになれば、有名になって、上司からの扱いが変わる可能性もありますよね。転職もできる。

今までは、仕事は会社から与えられるもので、面白い仕事が当たればラッキーだけどそうじゃない場合もあったわけです。ところが、オープンソースの活動で自分の名前が表に出れば、今までとは違って「武器」を手に入れることができる。 

POPFile への貢献は、30を過ぎ経験がない僕でもプログラマーとしてスタートアップでやっていけるんじゃないかという自信を与えてくれたし、何よりプログラミングの楽しさを教えてくれた。

POPFile のときは、SourceForge にホスティングされているcvsでバージョン管理されたプロジェクトにパッチを送るという方法で、今は GitHub のレポジトリに Pull Request を送るという洗練された方法に変わったが、自分が書いたコードがマージされたときの喜びは何ら変わっていない。

GitHub にホスティングされているオープンソースのプロジェクトに参加する方法は以下のQiitaの記事に良くまとまっているので、興味がある人はこれを読んでOSSの開発にぜひ参加してみてください。僕のように人生が変わるかもしれません :)

» 意外ととっつきやすいOSS開発参加方法まとめ

はてなダイアリー、2019年春に終了

はてなダイアリーが終了するそうだ。

» はてなダイアリー、2019年春に終了 「苦渋の決断」で「はてなブログ」へ統合

はてなダイアリーは、僕がアメリカに住んでいた頃に愛用していて、多いときには一日に5回くらい更新していた。愛着があったサービスだっただけに残念。

はてなダイアリーの記事は、このRailsで自作しているブログに移行してはいたのだが、日付が一部きちんと移行されておらず誤って1969年に作成した記事となっていたのを、この際にすべて正しい日付に更新しておいた。

このブログの右下のアーカイブを見てもらうとわかるのだが、一番古い記事は2002年4月。17年間も我ながらよく更新し続けてきたと思う。

プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

Amazonから図書館検索 Libron、iPhoneアプリ ひらがなゲーム かなぶん を作っています。

Email: webmaster at champierre dot com

Twitter @jishiha

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