僕は発展途上技術者

Scratch Day in Tokyo 2023 Show & Tell 振り返り

これまで何回か振り返りを残しているので、1週間経ってしまいましたが記憶が残っているうちに今年の Scratch Day in Tokyo でおこなわれた Show & Tell を振り返ります。

これまでの振り返りは以下の通り。

Keep(来年も続けたいこと)

  • MC御家さん、場を盛り上げてくれるし(ネコ大砲では盛り上げすぎでしたが :) )、うまく質問をひろってくれる上に、今年はタイムキーピングまでもやってくださった。なくてはならない存在です。
  • 会場からどんどん質問が出る。誰もが登壇者と同じ Scratcher であるからならでは。
  • CoderDojo吉祥寺の山浦さん発案の登壇者専用名札。だれが登壇者かわかりやすいし、これを渡す過程でだれが会場にすでに来ているかがわかって出欠チェック代わりになる。
  • それぞれの部の全作品を、別タブで開いておいたので、進行はスムーズだった。
  • 応募作品はすべて採用

Problem(問題点)

  • 動画で配信する旨を直前に登壇者に伝えることとなってしまい、一部の作品でタイトルやクレジットの表記の調整をお願いすることになったり、配信内容を調整する必要が生じてしまった。
  • これまで応募者がどんな人であるかということは全く問わず、基本的に応募作品はすべて採用という方針を取ってきて、例年様々な年齢、男女の作品が発表される結果となってきてはいたのですが、今年は確かにかたよりがあると思いました。
  • 年々作品のレベルが上がってきており、前回開催から4年が空いてますますプロ顔負けの作品が多くみられたのですが、そうなってくるとまだ Scratch をはじめてまだ少しなんだけど、といったこどもたちの発表がしづらい雰囲気になってしまっている気がする。

Try(来年改善したいこと、やってみたいこと)

  • 動画で配信する旨は応募フォームにちゃんと書くようにします。また、細かくなってしまいますがその際に注意すべきこと(使用する素材やBGMの使用許可の確認)も併記します。
  • 過去の振り返りを読み返してみると、ほぼ毎回のように書いているのに実現していないどんな作品でもOKというもっと誰でも参加しやすい別枠の Show & Tell を用意します。 動画配信はなし、会場だけで楽しむ場とします。
  • 振り返った内容を活かせるよう、来年の Scratch Day が近づいたら、このブログ記事を読み返すこと。
  • タイマーは御家さんが用意してくださったアプリを使っていたけど、そこは Scratch 製のものを使いたい。

プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

オンラインコンテンツ: 大人のためのScratch

Amazonから図書館検索 Libron、iPhoneアプリ ひらがなゲーム かなぶん を作っています。

Email: webmaster at champierre dot com

Twitter @jishiha

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