僕は発展途上技術者

CoderDojo藤沢、CoderDojo 嘉手納が始まりました!

今日、2人の友人がそれぞれ別々の場所で主催者となり、CoderDojoの第一回目を開催しました。

ひとつはCoderDojo調布のメンターとしてずっと参加し手伝ってくださる向井アリーさんが神奈川県藤沢でCoderDojo藤沢を、そしてもうひとつはまちクエストを一緒にやっている小川さんが沖縄県嘉手納でCoderDojo嘉手納を開催しました。

それぞれ第一回目のレポートがいましがた投稿されたばかりです。

» CoderDojo藤沢 開催しました!

» 第1回 CoderDojo 嘉手納を開催しました!

無事第一回目を開催できて自分ごとのようにうれしいです。

CoderDojoを開催したことがある人は皆わかると思うのですが、会場をおさえ、協力してくれそうな人を巻き込んで、そして募集をかけて、開催当日までは果たしてみんな来てくれるのだろうかという不安もあり、当日は皆楽しんでくれるのかなあと気を揉んだりとそれなりに大変なんです。

それを少しでも緩和してあげたいということで、藤沢の場合は、各CoderDojoのメンターやこれからCoderDojoを開催しようと思っている方々が、助っ人でかけつけていました。僕も調布メンターの猪股さんやとがぞのさんと参加してきました。

第一回目は当たり前ですが、みんな不慣れなわけですからいろいろと「次回はこうしたほうがいいね、ああしたほうがいいね」というところがでてきます。僕も終わったあとのお疲れ様会での振り返りでいくつか指摘させてもらいましたが、ただ僕が思っていることをうまく言えなかったのでここに書くとすると、いままで誰もやっていなかったこと、つまりその場所でCoderDojoの第一回目を無事開催できたということだけですでに100ポイント、「あれ失敗したねえ、これは次回から直したいね」というたとえば僕の各指摘なんかはそれぞれ、-1、-2ポイントくらいのマイナスだと思うのです。そしてそれらは次回以降、別に全部いっぺんに直す必要はなく、できるところからひとつひとつ改善していけばいい。

今日はじめて参加したこどもたちが「プログラミングって楽しい」と少しでも思ってくれたなら、さらにメンターや主催者も楽しかったと思えれば、すでに目標の大半はクリアできているのだと思うのです。

CoderDojo を創設したJames氏から聞いた「Cool でなければならない」というCoderDojoの柱を、僕は「楽しくなくてはならない」ということと解釈しています。(小中学生へのプログラミング教育を考える - CoderDojo Tokyo または下北沢 ができること) あらためてそのことを思い出すことができました。

CoderDojo藤沢もCoderDojo嘉手納も、次回以降がまた新たなチャレンジですが応援しています。ずっと続けられるよう、おたがい頑張りましょう。そしてこれからCoderDojoをつくろうという方々も、ぜひぜひお手伝いが必要なら声をかけてください。

あと、来週は立ち上げに協力させていただき、こちらも応援しているCoderDojo渋谷の第2回目が開催されます。僕もメンターとして参加しますが、協力したいという方がいたらぜひご連絡ください。

» CoderDojo渋谷@dotinstall.com

  • 連絡先: webmaster@champierre.com
  • Twitter: @jishiha

2016年振り返りと2017年の目標

2016年の目標は、

  • 体重5kg増やす
  • ブログの記事を1ヶ月3つは書く

としていましたが、両方とも未達成でした。

ただ、ブログの方は8月以外は毎月一つは書けていて、それまでよりは書く機会が増えたので、目標に設定して意識していた効果はあったと思います。

体重に関しては、世のダイエットに勤しむ方々には申し訳ないが、僕には到底無理と、早々に諦めていました。

もっと達成可能な目標にしないと意味がないね、と奥さんにも指摘されたので、下方修整した目標を設定します。

というわけで、今年の目標は、

  • 一ヶ月1つはブログの記事は書く
  • 体重を2kg増やす

です。

ブログを書くのに、Railsベースの自作のシステムを使っているのですが、年末年始に Markdown を使えるようにして格段に書きやすくなったので余裕な気がします。

以上は、前年からの持ち越し目標で、今年新たに設定した目標が以下です。

  • 新しい言語を習得する
  • 英語でのLT、プレゼンをやってみる
  • 構想中の新しいサービスを開発、リリースする

新しい言語、と僕が書くとプログラミング言語と思われるかもしれませんが、今のところ考えているのはフランス語です。

僕はフランスからの帰国子女で、子どもの時には話せていたので、これを学び直したいと思っています。新しいプログラミング言語でも良いのですが、習得した後にどちらの方が世界が広がるかな、って考えたときに自然言語の方が何倍も可能性が広がると思ったのです。

ScratchX から Sphero BB-8 をプログラミングできる scratch2bb8 を作りました

新年あけましておめでとうございます。

十数年ぶりに東京で正月を過ごしたら、1日は初詣に出かけたりしたものの、翌日には正月らしいことをすることがなくなり、ついつい何か作りたくなったというわけで、ScratchXからSphero BB-8をプログラミングできるscratch2bb8を作りました。

Sphero BB-8は、一昨年のほぼ発売日と同時に手に入れていたのですが、Spheroと違ってSDKが公開されていないため、Scratchなど外部からコントロールすることはできないと思っていました。



ところがつい先日ふと調べてみたら、以下の記事で、Cylon.jsというJavaScriptのフレームワークを使ってプログラミングできることを知りました。

» 『スター・ウォーズ』ファン必見!映画に登場したドロイド「BB-8」をブラウザから動かしてみた!

というわけで、Scratchから各種ガジェットなどをプログラミングするScratch2○○シリーズの新作、scratch2bb8を作りました。

» scratch2bb8 | GitHub

以下のデモ動画のように、ScratchXからSphero BB-8をコントロールしています。





前進、転回、後退、それにスピンができるブロックをScratchXに追加しています。



正方形を描かせるプログラムはこんな感じで書けます。



今後はLEDを制御して、本体の色を変えられるようにとかもできるようしていきたいと思います。

プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

オンラインコンテンツ: 大人のためのScratch

Amazonから図書館検索 Libron、iPhoneアプリ ひらがなゲーム かなぶん を作っています。

Email: webmaster at champierre dot com

Twitter @jishiha

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