プログラミングをこれから始めたいという人は、hello world とかなんちゃら数列とかでなく、greasemonkey スクリプトから始めるのが一番だと個人的に思ってる。「プログラミングってすげー」と思うこと間違いなし
— Junya Ishiharaさん (@jishiha) 5月 30, 2012
とツイートしたところ、反応をいくつかもらったので詳しく書いてみたいと思います。
2012/05/30 10:00:48
プログラミングをこれから始めたいという人は、hello world とかなんちゃら数列とかでなく、greasemonkey スクリプトから始めるのが一番だと個人的に思ってる。「プログラミングってすげー」と思うこと間違いなし
— Junya Ishiharaさん (@jishiha) 5月 30, 2012
2012/05/30 10:00:48
昨年に続き Scratch Day Tokyo に参加してきました。(昨年のレポートはこちら)
Scratch に関わっている人にとっては年に一度の大イベント。
昨年はこども達含めどちらかと言うとユーザーとして参加した形でしたが、今回は、OtOMO の一員として、ワークショップのお手伝いや運営もお手伝いしながらの参加でした。
写真をまじえてレポートします。
↑会場は「多摩センター」駅前にひときわ高くそびえ立つベネッセの本社ビル。
↑ Scratch Day 始まりました。Scratch が作られた MIT から送られてきたオープニングビデオが流れているところ。
↑ 1日目はワークショップとデモ主体で進められました。Otomo 主催の「キネクトとスクラッチをつなげて体をつかったゲーム作り」のワークショップ。
↑ 発表の時間。それぞれのチームがつくったゲームを順番に見てまわります。
↑ 別の部屋ではデモもおこなわれています。次男が一番夢中になったのはこれ。寒天でできた丸いパーツをつみあげていくとスクラッチ上でタワーが完成する東京造形大学の学生さん達の作品のひとつ。上から光を投射していて、その光が寒天に遮られることにより光センサーの値が変わることを利用した面白い仕組みです。
↑ 2日目はセミナーとワールドカフェ主体でおこなわれました。大ホールに会場を移しての開催です。
↑ 25年前ゲーマーだった僕、そして現ゲーマーの長男の心に一番刺さったのは、この対戦ゲーム。ラーニングセンター新浦安の中学生達がつくった作品のなかのひとつです。
» Scratch | プロジェクト | zero fighter
↑ こちらはラーニングセンター新浦安の別の中学生の作品、zero fighter。細かい作りこみが半端なくて、スクラッチでここまでできるのかということを見せつけられました。ぜひ、画像をクリックしてスクラッチのサイト上で実際に遊んでみてほしいです。
上の子があと2年もすれば中学生になるということもあって贔屓目にみているのかもしれませんが、ラーニングセンター新浦安の中学生たち、それに造形大学の学生たちや大人を含めたほかの出展者たちも、自分たちの作品を実際にさわってもらいながら説明し、そして控えめに自慢する姿は見ていていいなあと感じました。
彼らがもっと称賛をうけるような場があるといいな、と思うと同時に、僕自身まだまだ足りていないのだけれども「それいいね」と思ったら、それを正直に伝える、具体的には直接伝えたり、Scratch のサイトでコメントを残したり、ブログや Twitter や Facebook で紹介するということをやっていきたいと思いました。
例年は1日だけのところを、今年は2日間にわたっておこなわれ、2倍楽しい Scratch Day でしたが、運営側はその分大変だったと思います。関係者の方々、お疲れ様でした。
2012/05/21 03:50:32
コンプガチャの仕組みを小5長男に教えてみました。
参考にしたのは、
» コンプガチャの確率マジックを中学生にも分かるように説明するよ - てっく煮ブログ
一回10円でサイコロを振って、1から6まですべて揃えたら(つまりコンプ)100円のジュースがもらえるとして、お小遣い使ってそのゲームをやるか?と聞いてみました。
なんとなく6回じゃ無理そう、というのはわかるようですが、じゃあいったいどのくらいでコンプリートできそうかはよくわかりません。
確率や期待値の計算はまだ教えず、スクラッチ(スクラッチって何?というかたはこちら)を使って力技で解いてみたら?ということで自分でつくらせてみました。
大人からみるとだいぶ粗いつくりなのですが、せっかくなのでそのまま載せておきます。
スペースを押してリストをクリアしたあと、右上の緑の旗(スタート)を押してください。実際にスクラッチで1から6までの乱数を発生させ、コンプリートするまでの回数を数えます。
これを10回くりかえし、10回で合計サイコロを何回ふったかと、それを10で割った値、つまり何回でコンプリートできたかの平均をだしたのが左側の数字です。
理論値(14.7回)に近い数字がでてくると思います。
最初に掲げたゲームはどうやら自分に不利ということがわかったようです。
2012/05/17 04:13:16
こどもたちにプログラミングを教えるCoderDojo Tokyoの第一回目を開催しました。
用意していたこどもたちの枠は満員となり、見学したい方もたくさんいらっしゃって、まずは良い感じでスタートを切れたんじゃないかと思っています。
HTML、Scratch、Squeakの3つのグループに分かれ、それぞれのグループで課題、作品づくりをおこない、最後に皆の前でプレゼンという形式でおこないました。
写真や実況中継のツイートは、FacebookのCoderDojo Tokyoページで紹介しているのでよかったらそちらを見てください。
↑James氏のプレゼンに聞き入るこどもたちと保護者の方々
CoderDojo のことを知ったのは今から約2ヶ月前、作業場所として良く使わせていただいているコワーキングスペースの下北沢オープンソースカフェオーナーの河村さんに、面白いのがあるよと以下のA-Listersの記事を教えてもらいました。
» githubが子供向けコーディング道場を開催 « A-Listers
カフェの場所を提供するので一緒にアジア初のCoderDojoをやりませんか、と誘われたので、James氏にメールを送ってみたのです。
そうしたら、ちょうど同じくらいのタイミングで東洋美術学校の副校長をされている @daisukenakagome さんが東京でCodeDojoをやりたいとJames氏に連絡していたようで、だったら一緒にやったらいいんじゃないとJames氏より引きあわせてもらい、とんとん拍子で話が進みました。
#0と#0.5と銘打った運営側の準備、練習を兼ねたPre CoderDojoは下北沢オープンソースカフェで、#1の今回は東洋美術学校の素敵なカフェスペースを提供していただき開催にいたりました。
#1が無事開催され、お祝いを兼ねJamesと食事してきたので、そのときにいろいろと運営に関する疑問点などをぶつけたところ、貴重なアドバイスが返って来ました。その他アイルランドでのCoderDojoの様子などもいろいろ聞いてみたので以下、箇条書きにしておきます。
繰り返しますが、相手は19歳の青年、「Age is becoming less relevant」とはいえ、いろいろと良く考えていて立派だなと感心してしまいます。
などなど。
「そもそもなんで道場?」などいくつか聞き忘れちゃったので、続きは本日、下北沢オープンソースで行われる
で聞きたいと思います。
今後、東京以外でも、また東京の中でもどんどんCoderDojoが作られるといいな、と思っています。
合気道を習っているのですが、僕が住む調布内でも10近い道場が各地にあり、また世界各国にもあります。師範の許可があれば別の道場にも出入りする許可が与えられるのですが、CoderDojoもおなじように、こどもたちが日本各地、そして世界各地の道場で仲間を見つけられると素敵なんじゃないかと思っています。
共感して、協力してくれる方がいたらどんどん連絡ください。
2012/05/07 07:27:14
株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。
Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンス、Raspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。
オンラインコンテンツ: 大人のためのScratch
Amazonから図書館検索 Libron、iPhoneアプリ ひらがなゲーム かなぶん を作っています。
Email: webmaster at champierre dot com
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