僕は発展途上技術者

テレコン英会話小冊子


英語で電話会議をする機会のある方へ。これはとても役立ちます。


電話会議の効率化:http://www-6.ibm.com/jp/ibm/cs/concepts/improve/telecon.html


テレコン英会話小冊子:http://www-6.ibm.com/jp/ibm/cs/concepts/improve/pdf/tpdf.html


こういうマニュアル化ってすごく大切だと思う。



チェスボクシング


これぞ究極の文武両道。冗談かと思った。目を疑いました。



チェスとボクシングを交互に行います。


どちらかの競技で決着がつけば試合終了。


勝敗はチェックメイトまたはチェスの持ち時間切れ、またはノックアウトで決まります。


http://www.jca-chess.com/tokyo-fight.htm



元ボクサーのわがに送る。



Skype


最近、アメリカと日本の実家との間でSkypeを使ってインターネット電話をしているが、はっきり言ってすごく良い。今までインターネット電話ができると謳うソフトのほとんどは、「電話と比べたら音質はそこそこ、遅延は我慢ができるくらい、でも無料で電話できるんだから我慢して」というレベルのものだった。しかし、音質と遅延というのはなかなか我慢できるものではない。最初のうちはもの珍しくて使ってみるが、そのうちやっぱり電話に戻ってしまっていた。


しかしこの Skype、音質はものすごく良いし、遅延もほとんどまったく感じられない。背後でしゃべっている小声を拾うことができ、外で鳴っている日本の救急車の音まで聴こえてきた。ひょっとすると電話よりも音質はいいのではないだろうか。それが無料で使えてしまうのだからすごい。ようやく電話を置き換えてくれるものが登場した予感。あとは、電源が切ってあっても Skype が呼び出されたときにはそれを知らせることができる機能と1秒で起動できる機能を実現したパソコンが待たれる。



0.21.1用日本語化パッチを公開


POPFile 0.21.1 用日本語化パッチを公開。要望が多かったいくつかの日本語化機能と APOP 対応を追加したもの。


http://sourceforge.jp/forum/forum.php?thread_id=4948&forum_id=3073


ここしばらく、他の方から改善案とコードを提供してもらって、自分はそれらを集める調整役という感じ。実際にコードを書かなくなっていたが、そろそろソフトウェアエンジニアに戻るとしよう。やっぱり実際に自分で手を加えたものが動いたりするのを見るほうが楽しい。



思いつきをビジネスに変える「ノート術」


amazon でこの本を購入


以前、友人の id:Tom に「父親だからできる!子育てマネジメント」という本を勧め、id:Tom がはてな上で感想を書いたところ、それを読んだ著者の樋口健夫氏自身が私にもお礼のコメントをはてな上に書いてくれたというすごいことが起こった。このことについては、


http://d.hatena.ne.jp/jishiha/20040219#p1


さて、この本はその樋口氏が考案したアイデアマラソンについての本。アイデアマラソンは、どんな些細な発想でも毎日毎日ノートに書きとめていくというシンプルな発想法。しかし驚愕するのは、樋口氏はこれをずっと続け、「現在57歳、18万個の発想記録数」とのこと。このすさまじさは、「はてなを毎日更新しよう」「毎日早起きしよう」という目標を掲げたにも関わらず、いつもいつも長続きしない僕には身に染みて感じられる。


現在僕は、wikiroom.com という wiki の無料レンタルサービスを自分向けのメモに使用している。それとこのはてなダイアリーとをあわせて、僕のアイデアマラソンと位置づけている。些細なアイデア、自分向けにちょっとメモしておこうというものは自分だけが閲覧できる wikiroom.com に記録し、少しでも他の人に役立つかもしれないというものは他人に公開しているこのはてなダイアリーに記録。


「思いつきをビジネスに変える「ノート術」」の読後、新たに獲得した知識を列挙しておく。


自分の得意分野から離れた発想をすることも大切


僕の発想はコンピューター・ソフトウェアに縛られすぎていたことに気づかされた。意識的に自分の得意分野から離れることによって今日ひとつ、良いアイデアがひらめいた。


アイデアが出ないうちは、1日が終わったと考えないこと


アイデアが出ないうちは寝ないと氏は言う。このくらいの覚悟がないと物事を毎日欠かさずに続けることはできないということだろう。僕は現在、これとは比べて自分に甘い方法を取っている。3日坊主になっても、しばらくしてまた続ければいいじゃないか、と。例えば3日続けて、2日休んでも、また気持ちを新たにして再開、それでまた3日坊主になったとしても、8日中6日は達成できたことになる。3日坊主で、「ああ、僕はだめだなあ」と思ってそこで辞めてしまったら8日中3日、それにその後は続かないのだから、それよりはこの「3日坊主の自分を許す」という方法の方がいくらかましだと思っている。もちろんパーフェクトに毎日欠かさず続けられたら言うことはないのだが。


使える発想は300個に1個


だからこそ毎日続けることが必要なのだろう。


ノートのかわりにパソコンなど電子的に記録することは良しとするが、見返すことができるように定期的に紙に印刷する


電子的に記録しておくことが検索がしやすい。しかし、一覧にしてざっと見返すというには不向きだ。うまくアナログとデジタルの利点を使い分けていきたい。



Knoppix で Linux を試してみる


会社の同僚に面白いものを見せてもらった。Knoppix という CD 1枚から起動できる Linux だ。この CD をパソコンに挿入し、電源を入れると Linux が起動できる。CD から起動するのだからハードディスクにインストールする必要はない。ネットワークカードなどは自動的に認識してくれて、面倒なドライバーのインストール作業もいらいないのだ。


シアトルからデジタルっぽくこんにちは 連載その69:インストール不要! CD起動Linuxのこんな使い方


を読んで僕は Knoppix の存在は知っていたけれど、同僚に実際に CD から起動できるところ、ネットワークに簡単につながってしまうところを実演付きで見せてもらい、その手軽さに感動した。さっそく家に帰り、日本語版( http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/)をダウンロードして CD に焼き、自宅のラップトップで試してみた。


あっけなく Linux が立ち上がり、ネットワークカードもちゃんと認識されネットワークにつなげることができた。驚いたのは、家の無線 LAN につなげるためにつかっているワイヤレス LAN カードさえも、少し手間取ったがちゃんと認識できたこと。


Linux といえば、まだまだパソコン初心者には敷居が高い。7年くらい前に初めて Linux の本を書店で買ってきて、付属の CD でインストールを試みたときには、インストールだけで1週間くらい悪戦苦闘していた覚えがある。しかし、この Knoppix CD があれば数分でその Linux が使えてしまう。Linux はまだ一度も触れたことはないが試してみたいという方にはうってつけだ。CD から起動なので、ハードディスクにいっさい書き込みをしないところも、ちょっと試してみるという目的に合う。



Windows から Linux に乗り換えることはできるか?


久しぶりに Linux を触ってみて、以前とは違いだいぶ初心者にやさしくなったと感じた。Knoppix では、いきなり Windows に似たデスクトップが登場し、各アプリケーションはマウスのクリックだけで操作できる。メールを読む、Web をブラウズする、というおそらくパソコンを使う2大目的を達成するまでは難なく到達できる。呪文めいたコマンドを覚え、設定ファイルをいじり試行錯誤して何とか使えるようになるまでの道のりが長かった以前の Linux から考えるととても大きな進歩だ。これならパソコン初心者、たとえば私の母、が Linux を使うなんて日もくるのかもしれない、と思わせるほどだ。


一般に Windows よりも Linux の方が安定していると言われている。またウィルスに強く安全とも言われる。そして Linux の大きな特長は無料だというところだ。けれども、無料ゆえにインストールが面倒だったり、使い勝手が悪いとう部分を我慢しなければならないというのが今までの Linux に関する通説だった。ところが、Knoppix を使えばインストールは全然面倒ではない。残る使い勝手が Windows と Linux でそれほど変わることがなければ、Windows から Linux に乗り換えない手はない、ということになる。


Linux の使い勝手は本当に Windows よりも劣るのか、実際自分で体験して調べてみようと思い、こんな実験をしてみた。僕は、ハッカーへの道というメールマガジンを毎週発行しているのだけど、この執筆・発行作業を Windows の代わりに Knoppix だけでやってみた。これでどのくらい Linux で不便を感じるか調べてみたのだ。


まず執筆は Knoppix 付属のエディタで充分おこなえる。調べ物をするには、Web ブラウザでインターネットをサーフする必要があるが、これは Mozilla で充分。書き上げた原稿は友人 id:Tom に送って編集してもらっているのだが、編集作業には Microsoft Word の編集機能(Tom の編集した内容が赤字で表示される)を使っているので、Word 文書にしなければならない。一昔前ならここで手詰まりだったろうが、今では Word と互換性のある OpenOffice.org というオープンソースでフリーのオフィス製品があり、これが Knoppix にも付属している。OpenOffice で原稿を Word 文書に貼り付け、Mozilla でアクセスした Web メールで送る。これで一連の作業は終わり。これが全部 OS もアプリケーションも無料の環境で行えるというのは、考えたらすごいことだ。


この結果だけをみると「Windows から Linux に充分乗換え可能だろう」ということになるが、実際に乗り換えるか、と言われると僕は躊躇せざるを得ない。僕が感じた大きな不便は日本語変換入力だ。Knoppix での日本語変換は使い慣れた Windows の日本語変換よりもやや劣る。例えば「ごさん」と入力し、変換をかけても「誤算」と出てこない。結局「あやまり」と入力し、「誤り」を出してから、「り」を削除し、「さんすう」と入力してみて「算数」と出した後、「数」を消すといった面倒なことをしなければならなかった。一番かける時間の多い原稿の執筆作業において、この「やや劣る」は積もり積もって「かなり不便」と感じずにはいられない。


しかし逆にこれがクリアされれば、Windows から Linux に何の問題もなく乗換えることができるだろう。Linux のインストール作業の簡便化、GUI 環境の進歩を見れば、日本語変換入力の機能が Windows のそれに追いつくことは決して不可能とは思えない。



エッグ・ハント


今日はイースター。この記事にあるように、日本ではあまり馴染みがないが、キリスト教の国であるここアメリカではクリスマスほどではないが、大切なイベントのようだ。


イースターには、エッグ・ハントと呼ばれる色づけされた卵を探すゲームがおこなわれるのだが、このエッグ・ハントのイベントに昨日子供と一緒に参加した。大きな子供達にまじって卵を探す2歳の息子だが、出遅れてなかなか卵をゲットできない。可哀想に思われて、たくさん取った子が少しわけてくれたりしながら、なんとか5個取得。息子は、取った卵をバスケットがわりの砂場用の小さなバケツに入れて、楽しそうであった。


卵はおもちゃのプラスチック製のもの。中にはお菓子などが入っているのだが、イベントによっては1ドル札が入っていたりするらしい。なんとも超資本主義アメリカらしいのだが、ちょっとそれはどうかとも思う。


この色づけされた卵の起源なのだが、同僚のロシア人が、次のような逸話を教えてくれた。キリスト復活を見た女性が王様に報告したところ、王様は「そんなことはありえない。そうのようなこと(キリストの復活)は、お前の持っている卵が赤にかわるくらいありえないことだ」と言った所、女性が持っていた卵が赤にかわった。この話から、イースターには卵に色をつける習慣が生まれたのだそうだ。


なかなか日本のウェブサイトでこの話を紹介しているものはなく裏づけが取れなかったのだが、英語では Wiki で百科事典を作るプロジェクト Wikipedia に載っていたので、もっと詳細を知りたければ下記をどうぞ。


Mary Magdalene(Wikipedia)


http://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Magdalene


Easter Egg tradition というセクション


この Wikipedia、日本語版もあるのだが、「復活祭」「イースター」の項目は残念ながら削除されていて読むことができなかった。



駅のホームの退避場所


フジテレビの「危機一髪SOS」という番組がこちら(サンフランシスコベイエリア)の週末に放送されている。以前この番組で、「駅のホームから線路に落ちてしまったときの対処方法」というのをやっていた。最も安全な方法はホームの下に設置されている少し奥まったスペース、退避場所、に逃げ込むことだと言っていたが、そうした退避場所が設けられていない駅というのもあるそうだ。


昨日会社からBART(サンフランシスコベイエリアを走る電車)で帰ってくるとき、ふとその番組を思い出して僕がいつも利用する駅のホームはどうなっているのかな、と思い見てみると、なんと、ホームの下全てが奥まっている構造になっていて、どこで落ちてもすぐ逃げ込めるようになっていた。わかりにくいかもしれないのでちょっとした図を書いてみた。以下はホームを横からみたところだ。


普段、電車の中が汚いとか時間通り来ない、など散々文句を言っていたけど、さすがはアメリカ、こうした危機管理は徹底されていると感心する。だけれども、ひょっとすると、このようになっているのは僕が利用する駅だけかもしれない。他の駅も注意して見てみて結果を後でコメントすることにしよう。




ホーム
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退避場所 |
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線路 |
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Daylight Saving Time


今週より夏時間が始まった。1時間時刻がずれ、たとえば今まで夜7時だったのが、夜8時に変わる。おかげで昼が1時間長くなる。


以前にも少し書いたが、毎週水曜日会社のあとにゴルフのレッスンを取っている。6時半から7時半という時間帯なのだが、そのレッスンが終わってもまだまだ明るい。一番昼が長い時期になると9時頃まで明るいのだ。


子供の頃、遊びに外出して帰ってこなければならない時刻、すなわち門限は、うちの場合は指定されていなかった。代わりに「暗くなるまで帰ってきなさい」と言われていたので、昼が長くなっていく春先の時期はなんだか嬉しかった。夏時間に切り替わると、その頃感じたわくわくする気持ちが大人にも蘇る。


会社が終わってからでも9ホールくらいはまわれそうだな、どこかに出かけることができるな、などと長くなった昼をどう利用するかを考えるのは楽しい。カリフォルニアでは仕事は素早く切り上げ早く家に帰ろうというモチベーションが高い。これは、夏時間があるというのも一つの理由だと思う。一年中で晴れの日が300日という点がサンフランシスコベイエリアで働く魅力のひとつに挙げられるのだが、加えてこの夏時間というのも大きな魅力のひとつだと思う。



プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

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