CoderDojo のオープンデータが、デジタル庁が推進する地域の Well-Being 指標のデジタル生活指数に採用(PR TIMES)
多少意訳しすぎかもしれないですが、わかりやすく言ってしまうと、CoderDojo があるかないかがその市区町村の暮らしやすさの指標の一つになったということ。
一見唐突に思えるのですが、僕はこう考えています。
CoderDojo 調布をずっと続けられている要因には、地域のコミュニティセンターの会議室を借りられること、そこではWiFiが使えること、優遇措置を受けていて安価に借りられること、メンターの皆さんや保護者のIT領域への関心の高さがあり、継続的にサポートしてくれること、参加してくれること、などなど今回採用されたデジタル生活の指数に多少なりとも関係していそうな多くの要因があります。
そうした個々のデータを数値化する代わりに、CoderDojoの有無や開催数を計測することで間接的におおもとのデジタル生活を測ろうということではないかと思います。
いずれにしても、思いつきでオープンソースカフェのメンバーたちで始めた小さな活動(Connecting the Dots - CoderDojo編)が全国で200を超える場所で開かれるようになるとは素晴らしいことだと思います。省庁との折衝やデータの整備、各CoderDojoの活動のサポートにずっと尽力されてきた一般社団法人 CoderDojo Japan、各CoderDojoを始めようと思い立った方々、それをサポートするメンターや保護者の方々、自治体の方々やサポートしてくださっている各企業、そしてプログラミングを心から楽しむ参加者のひとたちのおかげということを改めて感じています。
「10年超も、プログラミング教室とかではお金を取っているのにあなたはなぜそれを惜しげもなく無償で提供してしまっているのか?」とずっと家族や親戚で謎扱いされてきた僕の活動も、少しはこれで説明がつくようになりました。
2025/10/28 00:36:00
