PCメールを携帯電話に転送して読む方法
携帯電話文化に慣れてくると、自分宛の重要なメールを携帯電話の方に転送したくなる。携帯メールには受け取れるメールの文字数に制限があるので、単に転送設定をしても、たいがいのメールは途中で切れてしまう。そこで、様々な携帯メール用転送サービスや転送ソフトウェアがあり、メールを短く分割して転送してくれるのだが、どれも月いくらかのサービス料を課金したり、ソフトウェアだとシェアウェアなものがほとんどで、無料でいいものがみつからなかった。
そこで僕は、受け取ったメールで重要なものを携帯メールとhotmailの両方に転送するという方法を取ることにした。会社で使っている Outlook では、ある条件にマッチしたメールを複数のアドレスあてに転送する、といった仕訳ルールを作成できる。
マイクロソフトの無料Webメールサービス「MSN Hotmail」がiモードに対応したそうなので、眠っていた hotmail アカウントを呼び覚まし、PC メールを hotmail に転送するようにした。長いメールにも対応しており、途中で切れることなく最後まで読める。hotmail にだけ転送すると、メールを着信したときに携帯電話が鳴らないので、定期的にメールチェックが必要となってしまうが、同時に携帯メールのアドレスあてにも転送するようにしたので、メールを受信したときにすぐわかる。携帯メールの方は、長いメールは切れてしまうけれど、件名だけは確認できるので、件名から判断してメール全文を読む必要があるなと思ったら、hotmail を iモードでチェックしにいけばいいのだ。
2004/12/27 09:00:00