2013.08.05
カラフルスペシャル!ヒミツのこども地図
2013/10/2 追記
再放送が決まりました。
10月14日(祝)午前9:30~10:15
Eテレでの放送です。
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長男の masaishi が出るということで、楽しみにしていた「カラフルスペシャル!ヒミツのこども地図 」が放送されました。
「スクラッチ」を使ったプログラミングを通して、いつも放課後一緒に遊んでいる学校のお友達の「メガネ4」から、学校という境界を越えワークショップの OtOMO メンバーに、そして国境を越えて他の国のスクラッチユーザーにつながっていく、masaishi の世界が拡がっていく様子が丁寧に描かれていたと思います。
わずか10分ほどの時間の裏には、おそらく10時間以上、もしかすると20時間近くはあったんじゃないかという撮影時間と、10回近くはお会いしたディレクターの方との取材の量を知っているので、それを放送時間の中におさめるために凝縮するプロの技に感服してしまいました。
カットされてしまった部分は確かに残念ではあるけれども、制限の中でベストをつくす、機能は追加するのではなく削ぎ落とす、という僕がウェブサービスやアプリを作るときに見本と考えている 37signals の Getting Real や Apple の哲学に通じるものがあります。
masaishiくん、パーフェクト。地図の段階でやられました。地図と言われて普通これは書けない。Scratchの技術的なところじゃなくて社会的な面に絞ったのも成功でした。カラフルスペシャル!Eテレ 8/5(月) 午前9:00~9:45 http://t.co/JkKLmcXXzH
— Kazuhiro Abe (@abee2) August 5, 2013
masaishi の師匠である @abee2 先生が手放しで褒めるのもめずらしい。
masaishi がディレクターの方に初めて会った際に「スクラッチとプログラミングの楽しさをたくさんの人に伝えたい」と言っていた思いをちゃんと汲んでくれたディレクターさんや番組スタッフによるところが大きいと思います。
学童の楽しさだったり、祖父母に日本のことを知って貰いたいという思いや、震災前の元の場所に戻ってほしい、という他のこどもたちのそれぞれの思いも同じように伝わってきていました。
個性的で「カラフル」なこどもたちそれぞれの世界が感じられるスペシャル版でした。
これからの「カラフル」も楽しみにしています。
2013/08/05 16:22:21