家電のインターフェースに学ぶ
先日カンタロウ AK-G300というHDDレコーダー+DVDプレーヤーを 価格.com の最安値を提示しているところに注文したのですが在庫がないということで購入できず。
で、何気なく家の前のイトーヨーカドーの電気製品売り場を確かめてみたら、価格.com の最安値よりもはるかに安く売っているのを発見。なぜなら展示品限りしか残っていないがためだったのです。
いやあ、ラッキーです。ネットで注文して物を買うのが一番安いと最近思い始めていましたが、リアルな店にはこういうこともあるのです。
さっそく購入。
HDDに録画、いいですね。ビデオカセットをデッキに入れて、という秒数にしたらわずかな作業ですが、それがないというだけで格段にスピードアップした気がします。
またHDDに録画した番組をDVDにダビングできるのですが、さすがは家電ですね、操作が非常にわかりやすいです。インターフェースが秀逸。さすがに単に録画できるビデオとは違って複雑にはなってはいますが、ぎりぎり普通の人に操作できる程度です。
これに比べるとパソコンのアプリケーションやWebサイトはまだまだ、という気がします。ちゃんと使いこなせるのはまだまだマニアな人でしょう。
たとえば、家電だと、あるタスクをおこなうためには、唯一、ひとつの操作しかありません。それに余計なメニューは極力表示されていませんが、これがWebサイトだと、あちこちメニューがあって、そしてあるタスクをおこなうには、ここをクリックしてもできるしここをクリックしてもできるし、といくつも操作が用意されているところが多いです。母親に、あるサイトを使ってもらおうと紹介したときのこと、「あちこちクリックできるところがあってわけがわからん、それに迷子になる」と一蹴されてしまいましたが、それが普通の人の感覚なのだと思います。
インターフェースに関しては、長い歴史と幅広いユーザー層をターゲットにしている家電を作っている人たちの方がノウハウをたくさん持っており、優れていると思いました。学ぶべきところが多いと思います。
2006/11/07 01:12:06