プログラミング言語「Scratch」にここ最近こどもと一緒にはまっています。
Scratch はプロックをつなげていく簡単な操作でゲームなどのプログラムをつくることができます。また、つくった作品は Scratch のサイトにアップロードしてすぐに世界中に公開することができるところが大きな魅力。
» Scratch | Home | imagine, program, share
その Scratch を愛する人たち、あるいはこれからやってみようという人たちが一同に会する Scratch Day 2011 in Tokyo というイベントが土曜日にあったので、9歳長男、6歳次男、そして長男の友だち一人を誘って参加してきました。
青山の会場に着いたら、そのおしゃれな感じにびっくり。青山学院アスタジオというところで、学生寮の跡地に建てられ、「青山から文化を創造し、社会に発する」というコンセプトで建てられた施設だそうです。なっとく。
階段を降りて地下に降りていくと会場です。
いたるところにこのかわいいPCが置かれていました。OLPC 、一般には100ドルノートPCとして知られる開発途上国のこども向けに開発されたPCで、もちろん Scratch も動きます。
VIDEO
Scratch でロボットを動かしたり、
こんなものまで!?
イベントでは「セミナー」「ポスター展示」「ワークショップ」がおこなわれました。
セミナーでの各セッションは Ustream でも配信され、以下のリンク先のアーカイブから閲覧することができるので、興味を持たれた方はぜひ!
» USTREAM: Scratch Day 2011 in Tokyo: http://scratch-ja.org/scratch-day-2011-in-tokyo MITが開発した教育用プログラミング言語環境「Scratch(スクラッチ)」。すでに世界中で80万人が利用し、180万個の作品が作られています...
Scratch とはどんなものなのかを知りたければ、上に貼りつけた阿部先生の 「Scratchの最新動向」をまず見ておくことをおすすめします。
実は今回、イベントに協力しているこどもプログラミングサークル‘スクラッチ’ の定期ワークショップに最近こどもと一緒に参加させていただいている関係で、何かお手伝いできないかと思い参加させてもらったのです。
僕自身は ust 配信をほんの少しお手伝いしたり、こどもプログラミングサークルのブースに立ち会っていたり。
上は、そのこどもプログラミングサークルのブースの写真で、ブースでは Scratch を体験してもらったり、こどもが作った作品を展示するということだったのですが。。その趣旨を無視してひとの作品で遊んだり、自分の作品に手を加えていたり。。。
ブースに大人がやってきたと思ったら、Scratch の説明しつつ、自分の作品を説明、というか自慢?していたり。。
こちらは午後におこなわれたこどもワークショップ。未来のスーパーハッカー達が何人も。。
懇親会にもこども同伴というところが Scratch Day らしいところ。その懇親会でも、ノートパソコン開いて、次はどんなゲーム作るか談義に花を咲かせてました。
こども達もそして一緒に連れてきた長男のお友達も、帰りの電車でずっと Scratch の話をするほどとても楽しかった一日だったようです。素敵なイベントにしてくださった関係者の方々に感謝です。
Scratch をもっとはやらせたい これから社会に出て行く人たちやこども達には、読み書きソロバンと同じかそれ以上に、プログラミングは必須のスキルだと僕は本気で考えています。
それなのに、Scratch のサイトのユニークユーザー数国別ランキングをみると日本は23位。人口やネット利用者数を考えると残念なくらいの低さです。
» scratch.mit.edu - Quantcast Audience Profile
せめてお隣り韓国のユーザー数(日本の3倍強)にまずは並んでほしいものです。
というわけで、これから Scratch のコミュニティを応援し、どんどん Scratch を宣伝していきたいと思っています。
まずはできることをやろうと思い、Scratch のことを動画で紹介するサイトを作り始めました。
» ScratchCasts(動画でスクラッチを紹介)
Scratch を勉強しようというこども向けというよりかは、どちらかというと僕のように自分のこどもに Scratch を使わせたいと思っている親視点で、Scratch をどう教えるかを紹介したものになっています。
Scratch を使いこなすクリエイティブなこどもを増やすには、Scratch を教えられる大人も増やす必要があるんじゃないかと思ったからです。
こういうネタで紹介したらいいんじゃないかというご意見や、もし賛同していただけて動画作りに協力してもよいという方がいらっしゃいましたら、コメントくださってもいいですし、連絡先 までご連絡いただけたらと思います。