僕は発展途上技術者

mysql と sqlite3 のどちらでも動作するよう find 文を書く方法

rails でつまずいた点をメモっておきます。


mysql で動いていた開発環境を、rails 2.0 以降デフォルトの DB となった sqlite3 にスイッチしたところ、



SQLite3::SQLException: no such column: true: SELECT * FROM some_tables WHERE (some_column = true) ORDER BY created_at DESC LIMIT 1


のようなエラーがでるようになった。


» http://www.ruby-forum.com/topic/142120#630779


を参考にして、



SomeTable.find(:first, :conditions => 'some_column = true'


となっていた部分を



SomeTable.find(:first, :conditions => ['some_column = ?', true]


と書き換えることにより、mysql でも sqlite3 でも動くようになりました。


mysql では boolean は true と false ですが、sqlite3 では 1 と 0 だからということなのですね。


そろそろ F906i のイケてないところを言っておくか

F906i を使い始めて3週間が経過。


そろそろいいところばかりでなく、イケてないところ、使いにくいところも書いておこうと思います。


その1 フィンガーポインター


» F906iのイケてないところを3つ - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」


でも指摘されていますが、フィンガーポインターが使いづらい。


端末背面にある指紋センサーに指をあて、ホイールマウスのような感覚でフルブラウザをスクロールできるので、はじめは「これは使える!!」と思いました。


けれども、ちょっと使ってみると、違和感が。僕が携帯を操作するとき、キーを打つ親指はキーの上を移動できるようなかば浮いた状態になります。なんていうか親指はホールドするためには使われないため、残り四本の指でしっかりホールドする状態になります。その状態からフィンガーポインターを操作する場合、人差し指を端末の裏側で少し曲げた状態にするのですが、これがなんだか無理な体制というか、つりそうになるのです。


それに、ブラウザ上のテキストボックスとかで文字入力をしようとすると、親指を動かすのにつられて人差し指が動いてしまうのに反応して、カーソルがフラフラ動いてしまうのです。


結局フィンガーポインターの機能は無効にして使っています。スクロールは親指で上下左右キーを操作しておこなっているのですが、うーん、やっぱりちょっとまどろっこしいです。


上下左右キーの位置にポインターがあれば自然だと思うのですが、そうすると今度は上下左右キーをどうするか、って問題になってなかなか難しいですね。


その2 iモードから一発 Google 検索ができない


サーチキーはプッシュすることで即座にさまざまな検索ができる F906i の目玉と言って良い機能。「さまざま」と言っても僕はほとんどフルブラウザでの Google 検索しか使っていない。


しかし、これがiモードの画面を開いているときには、iモードでの検索か辞書の検索しかできなくなってしまう。


さしたる影響がないように思えたのですが。。。実は思わぬところで影響が。


僕の中ではF906iのキラーアプリケーションとなりつつあるウォーキングチェッカー、この万歩計機能と連動しておこなわれている「毎日一万歩あるこう!世界クイズの旅」が楽しい。


一万歩歩くとクイズのページにアクセスできる URL がメールで送られてくるのだが、結構このクイズが難しいときがあるので、なんとか正解しようとググりたくなる。ところがこのクイズのページは iモード上で開かれるため、検索できないのだ。あえなく不正解となってペナルティを課されるたび、Google 検索できなかったサーチキーを呪っている。


まあ、というのは半分冗談で半分本当なのだが、なにか技術的な問題か規制の問題があるにしろ、あるときには使えてあるときには使えなくなってしまうという機能はなにも知らないユーザーにはフラストレーションを与えると思います。


その3 プライバシーモード


イケてないというよりかは僕には不要という機能です。これらの機能が良いと言っている方もいるのでこれは完全に個人の主観だと思います。


特定の相手からの着信やメール受信をその内容はもちろん、着信や受信したことすら本人以外にはわからないようにするというこの機能。なにやら使う目的がちょっと想像できてしまうのですが、なんにしても僕は使わないです。


電話帳にロックとかもかけないです。


万一落としてしまってもいいように大切なデータは携帯電話には保存しておかないですし、見られて困るメールは即削除します。


マニュアルを見るとこれらの機能に結構なページ数が割かれていますが、僕には過剰な機能に思えます。


その4 レインボーキーイルミ


キーを押すたび、バックライトが七色に変わるのですが。。。


その3 にしてもそうですし、イミテーションコールやワンセグといった個人的にまったく使わない機能もそうなのですが、仮にこれらがオプションでそれぞれ価格がついていたとします。


僕なら迷わずつけないと思います。


最新の携帯電話にはさまざまな機能が付いていて本当にすごいなあ、と思うのですが、それぞれの機能にはしっかりコストがかかっていて、それはつまり価格にも反映されています。いろいろな好みのユーザーに対応して、結局全部装備したものを大量生産するほうが結果的にコストが低いのでしょうが、機能ごとに値段がついていて、それらを組み合わせて自分だけの携帯電話が作れるようになったらいいのに、と僕は思います。


たとえば僕だったら、電話+フルブラウザ+万歩計+GPS みたいな感じかな?ワンセグやiモード、携帯メール、カメラはつけないと思います。


イスラエルの


» modu - make new connections


という携帯電話は、最低限の機能をもったコア部分に、デザインとそれにともなう機能をあわせもつジャケットとよばれるモジュールをかぶせるような感じで使用できるようです。


こんなイメージで各機能が着脱可能な携帯電話がそろそろ出てきてもいいんじゃないかと思いました。


うーん、最後、ちょっと脱線しすぎてしまったかも。


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第1回Ext JS/Ext GWT勉強会に参加してきました / 勢いでRailsのExt Scaffoldを使ってみた

Ext Japan, LLC による第1回Ext JS/Ext GWT勉強会に参加してきました。


Ext JS の事例として以下の三例が紹介されました。


株式会社ゼノフィ小堤氏によるExtJapanの紹介。Ext JS は昨年中程使ってみたことがあるのですが、そのときはドキュメントがあまり充実しておらず苦労した覚えがあります。そのころにこのサイトがあったら、だいぶ助かっただろうなあ。。APIドキュメントとチュートリアルが充実、そのページ自体に Ext JS が使われていていい感じです。


お次は、株式会社フェアリーウェア黒田氏のCRESCAT。第2回 Mashup Award で最優秀賞をとった出張JAWSの流れをくみ、一般の人が使うことを考慮にいれたわかりやすさを第一に考えたコンセプトと UI を実現していると思いました。それを実現するためにうまく Ext JS が使われています。


最後は株式会社マッシュマトリックス富田氏のAfrous。これまた、マニアックなプログラマーでなくてもマッシュアップアプリケーションを作れるという、中初級者でも上級者とおなじ成果をだせるという CRESCAT とある意味似たコンセプト。Ext JS はここでもわかりやすい UI を提供することに一役買っています。


ディスカッションでは質問が多く、なかなか活発な勉強会だったと思います。


さて、いざ Ext JS を自分で使おうとなると、Rails との連携が気になるところです。


調べてみると、Ext Scaffold というのが以下のスライドで紹介されていました。


» GL Networks Inside » Ext JS and Rails, how do they get along?


Rails らしく、なんだかサクッと作れてしまいそうなので実際に試してみました。


extjs.png

↑ クリックするとスクリーンキャストを再生します


スライドの Ext Scaffold Generator のページに忠実に従っただけです(Ext JS をダウンロードしてくる取得先だけ違います)。http://localhost:3000/posts に一度目にアクセスしたときエラーがでているのはご愛嬌。サーバー起動中、はやまってアクセスしたからです。


名付けて、4分15秒でつくれてしまう(実際につくっている部分は前半の2分ちょいまでですが。。) Ext JS によるブログアプリケーション。


管理画面をつくるときに、Active Scaffold の代わりに使えるかもしれません。


【追記】

他の参加者のレポート

» GOGA - doodle開発記: Ext JS勉強会大盛況(ノ^^)八(^^ )ノ


参加者のレポートをここに付け足していこうかなあ、と思ったが、Ext Japan 代表 yuki さんのブログで同じことがおこなわれていたので、DRY(Do not Repeat Yourself)の精神でそちらに譲ります ↓

» 7ns.jp ~ Simple Web Services» ExtJS お知らせ » 第1回 Ext JS / Ext GWT勉強会を開催しました


RubyKaigi 2008 に参加してきました

RubyKaigi 2008 に参加してきました。


初めての参加だったのですが、運営の素晴らしさに驚きました。あれがボランティアでの運営とは。。。いままでいくつかコンベンション、カンファレンスという類いのイベントに参加したことがありましたが、Ruby に思い入れが強いということを差し引いても、参加したあとの満足感では僕の中ではダントツでした。スタッフの方々、そしてスピーカーの方々、関わったすべての方に感謝したいと思います。


以下、感想をつらつらと列挙していきたいと思います。



  • 重ねて書きますが、ほとんどまったくといいほど滞りなく進められていた運営が素晴らしい。プロ顔負け。いや、むしろプロが運営するものの上を行っている気がします。Ruby がオープンソースでまつもとさんと有志のプログラマーというボランティアといっていい人たちの力でここまで育て上げられたことと重なります。「好き」とか「楽しい」と思えることに注がれた力が、ときに「お金」の力を上回る、ということを目の当たりにしました。

  • Ruby のコミッターの方々の技術的な話、難しい。でも、皆さん、本当に Ruby が好きで好きでしょうがないのですね。技術を深く理解するにはそれ相応にどっぷりとその事象にはまりこみ時間をかけなくてはいけないから、「好き」度合いがものすごく強くなくてはできない。Rails から入り、最終的な成果物であるアプリの方でどんなことができるかに専ら興味がある僕にはとても真似できないのですが、アプリ側の者としてできる限りの貢献をしていけたらなあ、と感じました。

  • JRuby、一度チャレンジしたことがあるのですが、本番環境でのデプロイでつまずいたことがあります。でも Charles Nutter/Thomas Enebo 氏によるセッションのデモではサクッと動いていました。GlassFish gem を使うと簡単そうです。再チャレンジするかな。。

  • Ruby M17N、文字コードの話は複雑怪奇ですね。アメリカで I18N や L10N の仕事をしていたときの苦労を思い出しました。

  • 仕事でもお世話になっている yuum3 さんの教育に関するセッション。テストコードを事前に用意し、それが通るようにコードを書かせるという教育方法は、「なるほどー」と思いました。会場の皆さんの多くもそう思っていたようです。

  • 「会場の皆さんの多くもそう思っていたようです。」ってなんでわかるかというと、IRC チャットでの発言内容が大スクリーン横の小スクリーンに表示されることで、擬似的にではありますが会場にいる人の思いが共有できていたから。この仕組みは初めて実際に見たのですが、とても面白い。

  • Lightning Talks も初めて実際に見たのですが、これも面白いですね。そして皆さんプレゼンが上手。勉強会などで場数をこなしているからなのと、やっぱり発表しているテーマそのものが好きだからなのでしょうね。僕も次は参加したいな。

  • Ruby 技術者認定試験。僕はリファレンスをちょこちょこと見ながら開発していくタイプですが、何度も同じ部分を忘れては見返しているということがあります。そういうところは暗記してしまうに越したことはないのですが、なかなかそういう気になれない。というわけで、自分を追い込むために認定試験を受験することを決意して、RubyKaigi の会場で申し込めばもらえる特典のマグカップをゲットしました。勉強しなくちゃ。。

  • MacRuby 楽しそう。まずは RubyCocoa で何か作ってみるかな。。

  • 会議中いろいろとお世話になった高井さん大場光一郎さんのセッション。漫才プレゼンがあまりにおかし過ぎて、内容が良く思い出せない :-) インパクトが強すぎるコマーシャルは何の商品に関する宣伝だったか覚えてもらえない、というのと同じ現象か。。実際に会場で聞いていた人で、僕と同じって人もいるでしょうが、技評の記事でニコニコ動画が見られるので復習にどうぞ。便利な時代です。

  • アプリ側の人間としては iKnow と食べログの話が非常に興味深かったです。もっと Rails での事例が増えるといいですね。

  • あとで行くでも使わせていただいているJpmobile。個人的にもっとも応援したいプロジェクトです。応援するには、もっともっと使って、フィードバックを返さないと。。チャットでちょっと話をしたことがあるdara さんと直接お会いすることができました。まだ学生さんのさわやかな好青年。がんばってほしいです。

  • 会議中にお会いしたあの人もこの人も執筆しているまるごと Ruby!を購入。もりだくさんでお買い得です。いま一生懸命読んでます。


会議中たくさんの方々と出会い、充実し過ぎていてもう書ききれないです。


来年もぜひぜひ参加したい。


COMPROMISED な公開鍵では ssh アクセスが許されない

久々技術的な話題のエントリーを。


ちょっとはまったので自分用のメモでもあります。


ホスティングサーバーの環境構築中(Ubuntu 8.04 (Hardy Heron) LTS)で、sshd の設定をおこなった。


パスワード認証を認めず、公開鍵によるアクセスだけを許すように設定したのだが、いざ ssh でそのサーバーにアクセスしようとすると、



% ssh user@somehost.com -p 30000

Permission denied (publickey).


とはじかれてしまう。


サーバー側の /etc/ssh/sshd_config の設定内容や、ローカルマシンの ~/.ssh/authorized_keys など、さんざん見直しても間違いがみつからず、ここでだいぶはまってしまった。


はまっときにはまずはログをみろという話ですね。鉄則を忘れてました。


/var/log/auth.log をみたところ、どうも次のところでひっかかっているのがわかりました。



Jun 18 13:44:38 xxxx sshd[3265]: Public key 11:22:33... blacklisted (see ssh-vulnkey(1))


see ssh-vulnkey とあるので、man ssh-vulnkey でマニュアルを調べたり Google 検索して調べたところ、脆弱(COMPROMISED)な公開鍵を使って ssh アクセスをこころみようとしていることが原因で、アクセスがはじかれているということがわかりました。



% ssh-vulnkey -a


を実行することで、使っている公開鍵がOKか(Not blacklisted)かそうでないか(COMPROMISED)がわかるのですが、案の定、使用している公開鍵が COMPROMISED となっていました。


秘密鍵、公開鍵のペアを生成し直す必要があるのですが、/etc/ssh/sshd_config に次の一行を追加すれば、暫定的に(セキュリティ上ほめられたことではないのですが) COMPROMISED な公開鍵でも ssh アクセスできるようになります。



PermitBlacklistedKeys yes


もちろん、変更を反映するには次を実行する必要があります。



% /etc/init.d/ssh reload


これでとりあえずはアクセスできるようになりました。


F906i と Panoramio を使い、写真に撮った場所を関連づけるという楽しみ方

最新の携帯を手に入れたらぜひ使ってみたいと思っていたのが GPS 機能。


F906i(906i全機種搭載のようですが。。)には Google Maps for Mobile が始めからインストールされているのですが、さすがは Google といった感じで、非常に使いやすくできています。このユーザビリティの高さ、開発者の話を読むとどう実現されたかが伺い知れて興味深いです。


さて、カメラと GPS 機能をあわせ持つ携帯だからこそできることとして、写真に撮った場所を関連づけるという楽しみ方を紹介したい。


F906i ではカメラで撮った写真に位置情報を付加することができます。


sany0090.jpg

↑ 写真を撮った後、MENU を選んで [2]位置情報付加 を選びます(自動保存の設定にしていると MENU を選べず、そのまま保存されてしまいます。その場合はあらためて一覧表示から写真を選び位置情報を付加するしかないようです。)


sany0091.jpg

↑ [1]現在地確認から を選びます。


sany0092.jpg

↑ 人工衛星から電波を受け取り、位置を計測して。。。という、まあいろいろとやっているのでしょう。この間10秒くらい。


sany0094.jpg

↑ 「位置情報を付加しますか?」の確認画面に「はい」で答えます。


sany0095.jpg

↑ 結構わすれがちなのが、ここで「保存」を押し忘れたまま終わるという間違い。「保存」を押さないと写真は消えてなくなってしまうのです。


撮った写真はどうするか?


僕の卓上に鎮座する Master Yoda という例が悪かったのですが、これが風景写真だとすると、地図上に写真を表示することで写真を撮った場所がよくわかり、これが結構楽しい。


» Panoramio - 世界の写真


という写真共有サービスに写真をアップロードすると以下のように Google Maps 上に撮った場所を表示してくれます。


panoramio.png


さらに、「Google Earth で見る」というリンクがあるので、クリックしてみると、ギュイーンと撮った場所に急降下。楽しいです。


» 写真の撮影場所を Google Earth で見る(スクリーンキャスト、結構重いです。)


Panoramio はもともと世界中の場所を写真におさめてみんなで共有しようというコンセプトのサービス。昨年 Google に買収されている。


Panoramio にアップロードした写真は、審査にかけられ、いざ「採用」ということになると、Google Earth 上に公式に表示され誰からも閲覧できるようになるようです。つまり自分が撮った写真が世界中から閲覧されるということ。


さすが、採用されている写真には


» Panoramio - a bridge over the tamagawa river の写真


こんなのや


» Panoramio - Tamagawa 2-chome apartment の写真


こんなのがあって、面白い写真や良く撮れている写真が多いです。


採用されるような写真をがんばって撮ってみたくなります。F906i を持って写真を撮りにでかけたくなってきました。


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携帯での快適スケジュール管理術 - Google Calendar Mobile Gateway

F906i に限った話ではないです。


スケジュール管理には Google Calendar を利用しています。携帯でも見られるので、F906i に移行してからこれまで本家サービスにアクセスしていたのですが、携帯ブラウザだと予定の参照のみで、新たに作成したり編集することができません。Google にしてはいけてないインターフェースです。


と思って代わりの方法を探したら


» Googleカレンダーを携帯から見る方法(Google Calendar Mobile Gateway) | IDEA*IDEA


で紹介されている Google Calendar Mobile Gateway(以降 GCMG) という優れものを見つけました。


優れている点 その1。僕は Google Calendar といっても、正確には自分のドメインで利用できる Google Apps のカレンダー機能を使っているのですが、通常の Google Calendar に加えちゃんと Google Apps にも対応しています。


gcal.png


その2。



GCMGではGoogleのAuthSub認証を用いている為、GCMGにGoogleのID/Passwordを入力する必要はありません。


携帯で ID/Password を入力するのは面倒です。その必要がなく快適にアクセスできるのは大きいです。


その3。


本家を携帯ブラウザで利用しているときにはできなかった予定の作成・編集が問題なくできます。




どの携帯にもスケジュール帳のような機能がついているとは思いますが、断然 Google Calendar のようなネット上のスケジュール管理サービスに予定を預けておく方が便利です。


ネットにつながっているならどこからでもアクセスできますし、携帯のキー入力に慣れていない僕のような人には、パソコンから入力するほうがはるかに楽です。


そしてなにより移行が楽。


» W-ZERO3[es]の予定表(スケジュール)と Google Calendar とを簡単同期 GooSync : 僕は発展途上技術者


で紹介した方法を使って、W-ZERO3[es] のときにも予定の管理は Google Calendar をベースにしていました。なので、W-ZERO3[es] から F906i への移行コストはまったくの0です。




さて、ここからは F906i に限った話です。


ひところよりもだいぶ通信速度があがっていて、かなり快適にネットにアクセスできるようになったとはいえ、ローカルのスケジュール帳を開くのとは違って、ネット上にある予定を確認するには数秒のタイムラグが発生してしまいます。


この時間を短縮するために、ブックマークをツータッチサイトに登録してしまいます。たとえば僕の場合、0番キーに登録しているのですが、GCMG にアクセスするには、0 + iα のツータッチで済むのです。


そしてもう一つ。こちらかなり F906i のすぐれもの機能です。僕の予定は一日のうちでそんなに頻繁に変わるわけではないので、予定一覧のページを画面メモとして保存してしまいます。で、このとき、 普通に登録する代わりに、「待受貼付」の方を選びます。


sany0017.jpg


すると以下のように待ち受け画面からすぐにアクセスできるようになるのです。 パソコンのデスクトップショートカットと同じ感覚ですね。


sany0019.jpg


画面メモなので、開くのは一瞬。ローカルのスケジュール帳と変わらない快適さで利用できるようになりました。


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F906i ウォーキングチェッカーのマニアックな使い方 - 毎日の歩数を Twitter で発言する

» F906i のウォーキングチェッカー(万歩計)を使ってみる : 僕は発展途上技術者


に引き続き、万歩計ネタを。かなり気に入っているので。。。


上記エントリーで、万歩計連携アプリケーションの可能性について言及していますが、今回はてっとり早くできるその一例として、毎日の歩数を Twitter に発言する、という方法を紹介します。


1. ステップその1 歩数通知自動メールを RSS に変換


ウォーキングチェッカーには、毎日の歩数を決まった時間帯にメールで自動通知する機能がついています。このメールの宛先となる万歩計専用となる Gmail のアカウントを新たに作成するところから始まります。


この新たに作成した Gmail のアカウントのアドレスを自動通知メールの宛先に設定します。


実は Gmail に受信したメールは、


» ITmedia Biz.ID:Gmailの新着メールをRSSリーダーでチェックする


で紹介されている方法を使うことでフィードとして取得できるのです。


たとえば、万歩計用の Gmail アカウント hoge@gmail.com を作成したとしたら、


https://hoge:hogepass@mail.google.com/mail/feed/atom


でその受信メールのフィードにアクセスでます。


ためしに一通メールを送ってみて、ブラウザで上記フィードの URL にアクセスしてみてください。件名と本文の一部がフィードとして表示されるはずです。


これで、第一ステップ、メールの内容を RSS に変換する、の準備が整いました。


2. ステップその2 RSS の更新情報を Twitter に発言する


RSS になってしまえば、あとは何でもできます。


今回は Twitter に歩数情報を発言してみますが、ほかに RSS リーダーでチェックしたり、ブログパーツにして自分のブログに貼りつけたりといったこともできるでしょう。


RSS -> Twitter の変換には、


» Twitterにブログの更新情報を通知する方法 | IDEA*IDEA


でも紹介されている twitterfeed.com を使います。


ブログのフィード URL の代わりに前述の Gmail フィード URL を入力すれば基本的に OK ですが、ほかのポイントとしては、


Include item link (if unchecked, sends tweet without the link)


のチェックは外しておくこと。メール本文へのリンクがあっても不要ですので。。。


twitterfeed1.png


自動メールが送られる時間帯が 0時〜2時とかだと、送られるメールに書かれた歩数は実際には昨日のものなので、Prefix に「昨日の歩数」などとしておきます。


以上設定すれば、以下のように毎日の歩数を Twitter で発言できるようになります。


twitter.png


今回楽をして、通知メールの全文をそのまま発言に使っていますが、メールを RSS に変換する部分で gmail を使わずちゃんと専用のアドレスで受けてメールの本文を解析する仕組みを作っておけば、歩数だけ抽出するといったことも容易にできます。


万歩計だけでなく、血圧計だったり、体重計や体脂肪計などの計測機器がネットにつながり、API などが用意されていて簡単にそのデータにアクセスできる仕組みがあるといろいろと面白そうなことができそうです。


そういったデータが自動的に集積され、異常があればお医者さんの診断を受けることができるという、そんなSFチックな未来が実は結構近くまで来ているのかなあ、なんてことをこのウォーキングチェッカーをいろいろ試してみて感じています。


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Google Developer Day に参加してきました

» Google Developer Day


に参加してきました。


基調講演を聞いたあと、午後一はリクルート川崎さんの「マッシュアップアプリケーションと Google API」を聞き、OpenSocial のコード ラボ(Hackathon)に参加しました。


基調講演では、Android のデモが印象に残りましたが、どうしても「それ iPhone ですでにやってることじゃん」と心の中でつぶやいてしまいます。3G iPhone の近日発売が発表になり、心なしか存在感がうすれてしまったようで 。。。端末の向きを変えるのに応じて、Google Maps のストリートビューの風景がグリグリ変わるところなんか、「おおお!」というどよめきが聞こえそうなポイントなのに、会場の反応はいまいちだった気がしました。


ほかにもいろいろと紹介されていましたが、目新しい内容はそんなになく。。。Google Apps Engine がはやく Python 以外の言語(特に Ruby)をサポートしてくれないかなあ、と思うのでした。


個人的には Google Chart API がヒットしました。地味ですがいろんな場面で結構重宝しそうな API です。


「マッシュアップアプリケーションと Google API」では、様々な Google API が紹介されていました。


しかし僕の印象に最も残ったのは、冒頭デモされていた、Google の翻訳 API とマッシュアップできるプレゼンツール。イベントの後の反省会のみ(?)でプレゼンターの川崎さん自身から聞いたのですが、amachang 氏が作った S6 という HTML と JS によるプレゼンツールを使っているとのこと。ぜひ使ってみたい。


OpenSocial のコード ラボ(Hackathon)は僕自身、どうにも勉強不足・準備不足でほとんどまともに作りたいものを作ることができなかったのですが、Facebook に比べると、まだまだ OpenSocial の方はこなれていなくて、実践向きではまだないのかなあ、という印象を持ちました。まあ、たった3時間超触っただけの印象ですが。。。


結局一番楽しかったのは、その後の懇親会と川崎さんや Mashup Award 仲間との反省会かな?


» MASHUP AWARD 4th / MA4


に向けてああだこうだと語り合うのですが、人が作ったものよりも自分達で何を作ろうか、(そしてその先には、どうやって賞金 Get するか)って話の方がまあ盛り上がるってものです。


F906i のウォーキングチェッカー(万歩計)を使ってみる

結論から言いますと、これ「かなりいい」です。


フリーランスで働く人にとって、「健康維持」はかなり重要。さらに三十半ばを越え、家族もありますから、以前より健康には気をつかい、スポーツクラブに通ったりといったことをするようになりました。


そんな僕にとって、F906i のウォーキングチェッカー、万歩計ですが、はかなりつぼにはまりました。


sany0011.jpg


こんな感じで今日何歩歩いたか、待ち受け画面に表示してくれます。


今日はまだ全然歩いてません。「ちょっと一駅余分に歩いてみようか」という気になります。


sany0012.jpg

↑ グラフ表示も


万歩計単体だと意識して常に持ち歩くようにしないといけないので、僕だと絶対長続きしないと思うのですが、携帯と一緒なら常に持ち歩くことができます。


そして携帯とくっついているから可能なのが、ネットと連携したサービス。


一万歩歩くごとに世界各地のクイズがメールで送られてきて、正解していくとプレゼントがもらえるという企画に参加することができます。


» 「@Fケータイ応援団」F906i発売記念企画 - AzbyClub 使いこなし : 富士通


sany0013.jpg

↑ 第一チェックポイント「東京のクイズ」


ほかにも、歩いた歩数に応じて東海道五十三次をバーチャルに巡ったりといった連携サービスがあるようです。


この連携サービス、毎日決まった時間帯にその日歩いた歩数を自動でメール送信することで実現しているようです。


実はこの自動メールのあて先を自由に変更でき、ためしに自分あてに送ってみたところ、以下のような感じのメールが届きました。



日付:2008/06/08
歩数:9555歩
カロリー:236kcal
累積歩数:22637歩
いきいき歩数:4848歩
いきいき累積歩数:5857歩
脂肪燃焼量:33グラム

これは、


メール受信 -> 歩数を抽出 -> ブログに貼り付け or グラフを作成 or Google Maps とマッシュアップなどなど


自分なりの万歩計連携アプリケーションを作ることができるということ。開発者心をくすぐられます。


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プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

オンラインコンテンツ: 大人のためのScratch

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