僕は発展途上技術者

発展途上技術者の『カバンの中身』

100SHIKI PR Board の「『カバンの中身』プレゼント企画!」に当選し、「カバンの中身」を頂きました。どうもありがとうございます。


これ使うと、カバンの中身がすっきり整理できていいです。整理が苦手だった僕にはうってつけですね。


さて、その中身ですが、以下の通り。(番号が見えにくい場合、写真をクリックして元画像を見てください)









送信者 ブログ

(1) 通帳とボールペン

本当はメインで使っている新生銀行一本にして通帳フリーでいたいのですが、一部の自動振替ができないためしかたなく。

ボールペンはすべりが良くて非常に使いやすい、Google のノベルティグッズ。


(2) 印鑑

個人事業主になって、NDA とか契約書にはんこを押すことが多くなりました。シャチハタのハンコ・ベンリという印鑑ケース、朱肉をつける手間いらずでその名の通り便利です。


(3) マウス

ELECOM のワイヤレスマウス。レシーバーがマウスに収納できるのがいいです。そのレシーバーがシャキーンと飛び出してくるのが個人的にお気に入り。


(4) iPod Mini の USB ケーブル

PC の USB から充電するのに使っています。


(5) 歯ブラシのヘッド

これは完全に個人の事情なのですが、歯医者でつかう超音波歯ブラシのヘッドです。3ヶ月に一度のクリーニングのときしか使わないのですが、かばんに入れておかないと絶対忘れてしまって、そのたび買う羽目になってしまうので。


(6) 名刺入れ

独立して自分で名刺を作ってみました。自分でデザインできる VistaPrint というサービスを使ったのですが、名刺のサイズがアメリカサイズで日本のに比べて一回り小さく、日本のサイズを基準にしたデザインが枠ぎりぎりいっぱいまで占めてしまってなんともアンバランス。次は自分で印刷します。

名刺サイズの Knoppix CD も入っています。PC が起動しなくなってにっちもさっちもいかなくなったとき用に、と思っているのですが、一度も使ったことがありません。


(7) USB メモリー

512MB と買ったときは結構大容量だったのですが、いまでは1GB 2GB が当たり前の時代になりましたねえ。


(8) W-ZERO3[es]

Palm 派の僕はアメリカにいたときは携帯電話のモジュールを Handspring Visor に差して使っていました。日本には電話できる Palm が無く、泣く泣く Palm は捨て、携帯電話だけを持ち歩いていました。WZero3[es] の登場で、ふたたび携帯電話+PDA の一体型ガジェットを持ち歩くスタイルを復活させることができました。


(9) 傘

結構重宝します。


(10) DVD

マニュアルなど必要なもの一式をまとめたDVD


(11) iPod Mini


(12) リトラクタブルケーブル・デュアル for W-ZERO3

僕のカバンの中身で個人的にこれが一番のすぐれものなんじゃないかと思っています。

W-ZERO3 ユーザー必携。

パソコンのUSBとつなげて、データ通信できるケーブルですが、充電も一緒にできてしまいます。スルスルッと巻き取れるリトラクタブルなのでこんがらがることなくすっきりしまうことができます。

世の中のありとあらゆるケーブルはリトラクタブルになってほしいです。


以下のバナーの飛び先で「リトラクタブルケーブル・デュアル for W-ZERO3」で検索すれば、オンラインで購入することができます。






(13) ノート

一時期、PCを開いてテキストファイルにメモを残すことをやってみましたが、やはりアナログ世代なのでしょうか、ノートにメモを残す方がしっくりきます。受験勉強などを「書いて覚える」で乗り切ってきたたちなので、書いたほうが頭の中に残りますし、図を描いたりするのにはやはりノートが一番です。


(14) ノートPC

Let's Note CF-W5 を使っています。この軽さに慣れてしまうと他はちょっと。それに電池の持ちがいい。


こんなところでしょうか。あとは本あるいは雑誌を持ち歩いています。


動画であけましておめでとうございます

百式田口さんの今日の予言通りになってしまうのですが、でもやっぱりやってみたかったので。


今年は飛躍の年にという願いを込めて。。。



一応、知らない人のために。これはネット上で話題になったLine Rider という Flash ゲームで作っています。われながら結構力作。


» なんと、あの『Line Rider』がWiiやDSに移植されるそうです! | p o p * p o p


で紹介されていますが、一個人が作ったこのゲームは、権利が買われて Wii や DS に移植されるのだそうです。


個人がつくったものでも良いものは認められ、世界に広がる
(上記 p o p * p o p 紹介記事より)


というコメントには非常に元気付けられますね。そういう意気込みで今年もがんばりたいです。


手書きプラグイン(wp-tegaki)を試してみる

Word Press の手書きプラグイン wp-tegaki を試してみる。


[tegaki]おおお、手書きだ~[/tegaki]


ネタ元はこちら。↓


» Yogi@SanDiego Surf 手書(wp-tegaki) -


インストール方法へのリンクもあります。(簡単だけど。ちょっと手間取りました。使用するフォントをダウンロードするのと指定する必要がありました。wp-tegaki をつくってみるも参考にしました。)


ちなみにこのブログですが、知人のサーファーの方がブログを持ちたいというので、


» 半日の準備と約4000円/年の予算で独自ドメインと自分のブログを持つためのガイド


にある通りのことをアドバイスしたのが3週間前。


ブログなんか書いたことない、ドメインって自分で取れるの?って方だったのですが、今そのブログ


» Yogi@SanDiego Surf


を見てみたら、


[tegaki]すごい、パワーアップしてる!![/tegaki]


好きなことにものすごく熱中できる方は、何でも覚えが早いんですね。見習いたいものです。


サーフィンに興味がある方は、ぜひ覗いてみてください。ドメインが 73nori.net って覚えやすくていい感じ。(って、これ実は僕の発案ですが :-))


箱根の「ともぎく」に(自己)開発合宿に行ってきました

CT-Works代表青山さん、Smiley Inc. 代表スマイリー鈴木さんと合同で開発合宿に行ってきました。


今回お世話になったのは箱根の「ともぎく」さんです。









送信者 開発合宿 at ともぎく

上はわかおかみ(?)さんがデザインしたという小粋なホームページ。


客室の少ない小さな旅館なので、非常に家庭的。とても良くしていただき、まさにホームページにもあるように「自宅のようにくつろげるお宿」でした。


それでいて、開発環境は申し分ありません。無線LAN完備、写真のように特別に机と椅子を用意してミニ会議室を作っていただき、非常に快適に作業することができました。もちろん温泉もあります。









送信者 開発合宿 at ともぎく

今回の合宿は今まで僕が参加したネットベンチャー系の開発合宿とはちょっと趣向が変わったものとなりました。


到着した当日は自己開発ということになるのでしょうか、スマイリーさんによる「己を知り相手を知る」ためのワークショップをおこないました。


その中で、スタンフォードのMBAにおいて授業にも採用されているという心理学の一つエニアグラムのさわりを学びました。すべての人の正確は9つのパターンに分類できるというこのエニアグラム、非常に興味深いです。自分の性格がどのパターンにあてはまるのかが簡単なテストでわかります。


入門書として以下の本を紹介してもらいました。アマゾンのレビューでも絶賛されているようなので、さっそく注文。届くのが楽しみです。



エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編



ドン・リチャード リソ ラス ハドソン Don Richard Riso Timothy McLean Russ Hudson 高岡 よし子 ティム マクリーン
角川書店
売り上げランキング: 23934





夕食後には座禅を15分ほどおこないました。姿勢、呼吸、そして心を整えます。目は閉じません。閉じてしまうと眠ってしまうからだそうです。良くみかける、肩をパシッと叩くのは、あれは眠ってしまわないように叩いてもらうのだそうです。足と手を組みじっとしているといろいろな考えが頭をよぎってくるのですが、無心になろうとせず、これはこのままでよぎるにまかせるのだそうです。


こうして心と体の状態を整えてから、いざ開発。今回開発したのは、Web アプリケーションではなく、業務用の Windows アプリケーションのプロトタイプ。どんな内容か、残念ながら公表できませんが、短期間でプロトタイプとして見せられるレベルまで完成し、非常に効率よく開発できたと思います。


開発は Visual C# でおこないました。僕にとっては、C# での初めての本格的な開発だったのですが、IDE の Visual Studio 2005 の補完機能がパワフルなのと、常時ペアプロ状態、いや三人だからトリプロ状態かな、でつまずくたびに他のメンバーにサポートしていただき、また青山さんには様々な技を伝授していただき、2日間で随分とレベルアップできました。


連続した時間、集中して作業できる開発合宿は、新しいことを学ぶのにも非常に効果があることを実感しました。スキルを一気にひきあげるブースター効果があるとでも言えばいいのでしょうか。


さて、いくつかツールの話。


ペアプロならば液晶ディスプレイ一つを二人で見ながら作業できるのですが、三人だとそれはちときついです。そこで、今回使用したのは、Windows XP に標準についてくるリモートアシスタンス機能。自分の画面を相手に見せることができます。三人の目があるとつまずいても一瞬で問題解決、ということがほとんどで、開発効率はすばらしく良かったです。


また、合宿後の宿題の割り当てを管理するのに、プロジェクト管理ツールのASPとして定評のある Basecamp を利用しました。無料版を使って評価中ですが、さくさくした操作感は非常に快適。この Basecamp クローンの ActiveCollab に目下非常に魅かれています。


最後に写真を。


↓ 温泉だけの利用客もいました。









送信者 開発合宿 at ともぎく

↓ 二日目は残念ながら雨。でもこれであきらめがつくというものです。









送信者 開発合宿 at ともぎく

↓ せっかく箱根にまで来たんだし、晴れたので最終日は観光。芦ノ湖の湖畔から撮った富士山。少し見えにくいですが、白いのがそうです。









送信者 開発合宿 at ともぎく

箱根関所跡。復元作業中でした。関所破りは磔とのことです。厳しい。









送信者 開発合宿 at ともぎく

↓ 箱根駅伝缶。年始は駅伝を見に来るお客さんで旅館は一杯だそうです。









送信者 開発合宿 at ともぎく

Web + DB Press vol. 36 2007 に「Web IDE Aptana」に関する記事を書きました

技術評論社の Web + DB Press vol. 36 2007 の


「2007年注目の開発ツール」


という特集で、


Web IDE Aptana JavaScript/Ajax 開発をラクにする


という記事を書きました。


12月24日発売とのことなので、Geek な彼女/彼氏の Xmas プレゼントにぜひどうぞ!!


Web DB Press vol. 36
Web DB Press vol. 36 posted from フォト蔵


アドバイザを務めるウノウ株式会社の、今ではWebエンジニアを中心に広く読まれているウノウラボのブログで書きました


最強のIDEを追い求める Eclipse + Aptana + TruStudio (+RadRails)


を元に、さらに Aptana の便利な使い方を紹介した記事になっています。


Aptana は補完機能が非常に優れていて、使いこなすと、Javascript はじめ、HTMLやCSSのコードを非常に効率よく書くことができてとてもおススメです。


よろしかったらぜひ手に取ってみて、記事を参考にして Aptana を使ってみてください。


Web IDE Aptana
Web IDE Aptana posted from フォト蔵

↑ 初めての執筆だったので、名前が雑誌に載ってて、素直にうれしいです


「google Maps, Desktop, Gadget を用いた新世代アプリケーション開発入門」に参加してきました(続き)

先日書きました


「google Maps, Desktop, Gadget を用いた新世代アプリケーション開発入門」に参加してきました


の続きです。


つくばエクスプレスに揺られやってきました、筑波大学。つくば駅からバスで大学構内まで行くのですが、事前によく調べていなくて、大学の前で降りればいいや、なんて思っていたら、大学が広大過ぎて、そのバスはおもに大学の中を回るバスだったのです。筑波大学、広過ぎです。ほとんど勘で降りたところが、ぴったりセミナーが開かれる校舎の側でほんと良かったです。


受付で登録を済ませ、Google ボールペンをもらって、セミナーが開かれる教室に通されました。懐かしい雰囲気。でも、各机にコンセントとイーサネットのジャックがついているのは、さすが今の大学ですね。無線LANもゲスト用のアカウントが発行され使用できます。


セミナーの各題目は以下の通り。


Google Seminar 1
Google Seminar 1 posted from フォト蔵


まずは Google Maps 日本語版の開発を担当している Chris Atenasio 氏による Google Maps API の紹介です。


Google Maps 自体の紹介に始まり、API の説明はサンプルを使い、わかった人が手を上げて答えるというちょっとした演習形式で進められました。おでかけマペタを作る際にここらへんは結構調べたので、いいおさらいになりました。


新しい情報としては、Google Maps for Enterprise と「Geocoding を日本でも開始したよ」ということでしょうか。


イントラネット用のシステムに Google Maps を使用するには、Enterprise 用の有料のライセンスが必要とのことです。これについては、セミナーが終わった後個別で質問しにいったのですが、契約はUSと直接結ぶ形になるのだそうです。CRMとつなげたりなどうまく使ったら、地図と連携した使いやすい業務用Webアプリが作れそうで、これはビジネスチャンスになりそうだと思いました。


Geocoding はいままではおでかけマペタでも Geocoding API を使っていましたが、これで本家のAPIに移行かなあ。


Universal Gadget API は女性エンジニアの Sophia Brueckner 氏が講師でした。


Google Seminar 2
Google Seminar 2 posted from フォト蔵


Google Personalized Homepage に貼りつけられる Gadget をいかに簡単に作れるかの紹介です。数ある Gadget の中でも人気のある Wikipedia を検索できる Gadget は 13才の少年(あるいは少女?)が作ったものだとか。それぐらい簡単とのことです。


実際僕も帰ってきてその日のうちに、スターウォーズの名セリフをランダムで表示する Star Wars QuoteGoogle Gadget 版を作ったのですが、元ネタがあればあっという間です。(見た目の調整には少し時間がかかりましたが。。。)


「オリジナルの Gadget を作って自分が作ったアプリを全世界の Google Personalized Homepage ユーザーに広めよう」


とのことでした。確かに英語版を作れば、リーチする可能性があるユーザー数がそれこそ膨大ですから魅力的です。多言語化するための国際化機能もちゃんとしていて簡単に使用できるようなので、英語版開発に挑戦してみるのも良さそうです。


続いて、Google Desktop API については Google Japan の Product Manager、石原直樹氏が説明しました。


一見、Universal Gadget API とどう違うの?と思ってしまうのですが、こちらは Google Desktop に追加できる Gadget。Personalized Homepage 用の Gadget とほとんど同じ感じで作れるようだ。(まだ試していないのでちょっと詳細不明ですが。。。)


Web のアプリを作ったあと、すぐさまそれをデスクトップ用のアプリに移植できるってのが結構魅力的かも、と思いました。


また、Gadget を作って Google に登録すると、Tシャツなどのグッズがもらえるそうですよ。いろいろ作ってみるかな。


最後は Google 社内の様子の紹介。


シリコンバレーツアー Google 編


にあるように、アメリカにいたときに一人 Google ツアーをするなど、僕自身 Google にあこがれていたときがありました。その頃の思いが蘇ってきて懐かしい思いをしました。


往復4時間超。結構大変な思いをして参加したセミナーでした。セミナーの内容は、Web上を調べればわかる範囲の内容ですが、Gadget をさっそく作る気になったきっかけをもらったのと、シリコンバレーで活躍する生身のエンジニアの空気に触れ、サンフランシスコにいた頃の感触が戻ってきて、僕もがんばろう、というエネルギーをもらったのが最大の収穫でした。


Star Wars Quote の Google Gadget 版を作りました

スターウォーズの名台詞をランダムに表示する Star Wars Quote の Google Gadget 版を作りました。


下の+マークがついた Google のアイコンをクリックすれば、あなたのパーソナライズド ホームページに貼り付けられるのでよろしかったらお使いください。



「google Maps, Desktop, Gadget を用いた新世代アプリケーション開発入門」に参加してきました

第4回つくばコンピュータサイエンス産学オープンカレッジ「google Maps, Desktop, Gadget を用いた新世代アプリケーション開発入門」に参加してきました。(申し込み時にあったページがなくなっていました。その親URLはこちら→http://www.osss.cs.tsukuba.ac.jp/)


Google の技術者が直接講義するというので、こんなチャンスはめったにないだろうと思い、つくばまで往復4時間かけて行ってきちゃいました。


詳細はこちら↓

「google Maps, Desktop, Gadget を用いた新世代アプリケーション開発入門」に参加してきました(続き)


とりあえず家に返ってきて、せっかく参加したその成果を残さなきゃということで、さっそく作った Star Wars Quote の Google Gadget 版を公開しておきます。


Star Wars Quote の Google Gadget 版を作りました


講師の方が何度も強調していましたが、まあ元ネタがあるからですが、いやほんとに簡単に作れちゃいました。


半日の準備と約4000円/年の予算で独自ドメインと自分のブログを持つためのガイド

ここ1週間で別々の知人から同じことを2度聞かれたので、次また聞かれたときのためにメモしておきます。


聞かれたのは、それぞれネットで売りたいものがあって、手始めに何をすればいいか、ということ。


Webサイトを立ち上げて、ショッピングカートのシステムを作って、というのが一般的に思い描く形なのだけれど、僕は手始めに売りたい商材に関係するブログを書くことを勧めました。


ブログでコンテンツを充実させ、検索エンジンからのトラフィックを呼び込み、定期的に読んでくれる読者を増やしてから、商材の購入に導くのがいいんじゃないかと。ブログを書くことによって、人を惹きつける文章を書く練習にもなりますし。


で、アフィリエイトや写真や動画を貼り付けたり、あるいは細かくアクセス解析ができるなど、好きなことが存分にできるよう、無料のブログサービスを使うのではなく、独自ドメインを取って自分のブログを設置することを勧めました。


「それって大変そうだし、結構するんじゃないの?」と聞かれましたが、いえいえ、今なら一昔前と違って比較的簡単に低予算でできるのです。


以下のガイド通りですと、約4000円/年 の予算です。そして、実際にこのガイド通りに独自ドメインとレンタルサーバーにブログを設置したら、半日で終わったとのことでした。


レンタルサーバー + 独自ドメイン


ロリポップ レンタルサーバーとムームードメインのセットがオススメです。












僕が使っているからというのと何といっても安いからです。レンタルサーバー代が1年契約で3,150円、ドメイン取得が .com あるいは .net ですと808円/年 ということで、あわせても年間4000円しません。(2006/12/11 時点)


「ドメインってほとんど取り尽くされているんじゃないの?」と聞かれました。確かに、ありきたりのドメイン名ですと取られていますが、たとえば一部を数字にしてうまく語呂を合わせたりといった工夫で、覚えやすいドメインはいくらでも考えつくことができますよ、とアドバイスしました。


ブログシステム


このブログでも使っている Word Press を勧めました。定番の Movable Type でももちろんいいでしょう。言わずもがなですが、無料です。


アクセス解析


何といっても Google Analytics でしょう。充実した機能で無料なのですから使わない手はないです。ほかの有料でアクセス解析のサービスを提供しているところはたまったものではないですね。


広告


コンテンツに応じた広告を表示する Google Adsense。えーとしつこいですかね。無料です。


参考書籍


最初に読む本としてはおすすめだと思います。



ブログで始める超速起業入門



中野 瑛彦 藤井 孝一
明日香出版社
売り上げランキング: 33232


おすすめ度の平均: 4.0

5 完全に初心者向け
4 オンリーワン戦略
1 あまりに稚拙な内容






参考リンク



とりあえず以上を案内しました。思いついたら追記していきます。


企業向け Rails Web アプリの第一歩?Ruby on Rails と Microsoft SQL Server 2005 Express Edition とを接続する方法

Ruby on Rails で企業向け Web アプリを開発できないかと企んでいます。その際使用するデータベースとして MySQL のようなフリーでオープンなものは大企業では認められない可能性があり、やはり Microsoft SQL Server(MSSQL) じゃないと駄目です、となることが大いに考えられるので実際に接続を試してみました。以下は忘れないよう自分へのメモ代わりでもあります。


手始めに試したのは、Rails 1.1.6 + Microsoft SQL Server 2005 Express Edition(以下 Express Edition)という組み合わせ。Express Edition は SQL Server 2005 のローエンドバージョンですが、無償でダウンロード可能なのです。


Visual C# と英語の両方を学べるお得なサイトで取り上げましたが、Visual C# 2005 Express Edition といいこの SQL Server 2005 Express Edition といい、Microsoft 製品が結構無料で使えるようになっているんですね。オープンソースや無料サービスに取り囲まれていて、エンタープライズ向け製品とは離れていたこの1年半の間に状況が変わっていることに少しびっくりです。まあ、Microsoft 側もそうせざるをえないくらい、無料でも良い製品が充実してきたということですね。


Express Edition は Visual C# 2005 Express Edition をインストールしたときに、ついでにセットでインストールしていたのですが、テーブルを作成したり参照したりする管理用GUIツールはなかったので、SQL Server 2005 Express Edition の製品ページより、SQL Server 2005 Express Edition Toolkit をダウンロードします。インストールオプションで GUI ツールの SQL Server Management Studio Express を選択します。


インストール後、SQL Server Management Studio Express を起動し、適当にサンプルのデータベース(たとえばDB名:test)を作成し、このデータベースにアクセスできる test という名前のユーザーを [セキュリティ] > [ログイン] に作成します。


test ユーザーですが、細かな設定内容は以下のとおり。なにぶん、昔のSQL Server を使っていた頃の記憶をもとにとりあえず動けばいいや、というつもりで設定しているのでセキュリティなどの細かい配慮は全然おこなっていないので悪しからず。



  • [全般]SQL Server 認証にしてパスワードを test に設定

  • [全般]既定のデータベースは test(データベース)、既定の言語は Japanese

  • [サーバーロール]sysadmin にチェック

  • [ユーザーマッピング]test(データベース)にチェック


それと、ツリーメニューの一番のおおもとのサーバーオブジェクトの上で右クリック、[サーバーのプロパティ]上の[セキュリティ]で、認証を [SQL Server 認証モードと Windows 認証モード]に設定しておきます。これをやっておかないと後述する接続テストのところで、



OLE error code:80004005 in Microsoft OLE DB Provider for SQL Server
ユーザー 'test' はログインできませんでした。このユーザーは SQL Server の
信頼関係接続と関連付けられていません。
HRESULT error code:0x80020009
例外が発生しました。

というエラーメッセージが出ます。


さて、以上で Express Edition 側の設定は終了。次は肝心の Rails 側の設定です。


基本的にはHowtoConnectToMicrosoftSQLServer

(翻訳はこちら)にある説明のとおりなのですが、若干わかりにくい、というかこの説明どおりにやってもうまくいきません。


忠実に指示に従い、http://rubyforge.org/projects/ruby-dbi/ より Ruby-DBI のソースをたどり dbi-0.1.1.tar.gz を取ってきて展開し、lib\dbd\ADO.rb を



C:/ruby/lib/ruby/site_ruby/1.8/DBD/ADO/ADO.rb

にコピー。


続いて、database.yml を「最新版ならこうです」というサンプル通り、上記 Express Edition の設定を反映して下記のように設定します。



development:
adapter: sqlserver
database: test
host: .
username: test
password: test

以上終わったところで、ためしに db/migrate 以下に、顧客テーブルを作成する以下のようなマイグレーション用スクリプト 001_create_customers.rb を作成し、rake db:migrate --trace を実行してみます。



class CreateCustomers < ActiveRecord::Migration
def self.up
create_table :customers do |t|
t.column :name, :string
end
end

def self.down
drop_table :customers
end
end

すると、



no such file to load -- dbi

というエラーとともにトレースの結果がずらずらと表示されあえなく失敗。


どうやら Ruby-DBI のインストールが必要そうだということで、ruby-dbi の README にあるとおり、



ruby setup.rb config
ruby setup.rb setup (筆者はこちら失敗してしまいましたが)
ruby setup.rb install (こちらはうまくいきました)

を実行して、インストールしたあと、再度 rake db:migrate --trace を実行してみると、今度は、エラーメッセージが



OLE error code:80004005 in Microsoft OLE DB Provider for SQL Server
[DBNETLIB][ConnectionOpen (Connect()).]SQL Server が存在しないか、
アクセスが拒否されました。
HRESULT error code:0x80020009
例外が発生しました。

に変わって進展ありです。


. では SQL Server が参照できないということです。


サーバーのプロパティを変更したとき、サーバーの名前が (ホスト名)\SQLEXPRESS となっていたことを思い起こし、



development:
adapter: sqlserver
database: test
host: .
host: .\\SQLEXPRESS
username: test
password: test

に変更し、改めて rake db:migrate --trace を実行したところめでたく customers テーブルが作成されました。


データを挿入してみたりしてみましたが、いまのところ以上の設定でうまくいっています。


新たな情報がございましたら、以下にコメントやトラックバックをお願いします。


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